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2008年8月15日 (金)

コモンモードフィルター評価

コモンモードフィルターなどの評価で「トロイダル・コア活用百科」の著者であるJF1DMQ OM様から「W1JR巻き」が有効とのアドバイスを頂き, ここ1カ月間評価していましたが思うようなデータが得られず思い切ってJF1DMQ OMにお伺いをたてたところ, 測定環境に問題があるとのご指摘を頂きました。
測定環境の問題点
1)作業台に木製のテーブルを使用している。
  木材は高周波では十分な絶縁物でない。
  発泡スチロールなどで10cm以上空中に浮かせる。
2)RF電流計のクランプ位置を間違えている。
  ホット側では無く, 必ずコールド側にクランプする。
3)RF電流計などの配線が交差している。また, 配線が長い。
  配線の交差は厳禁!可能な限り配線を離す。配線は短くすっきりと。
4)3.5MHzでは15pFで3kΩ
  21MHzでは2.5pFで3kΩ
  50MHzでは1pFで3kΩ
  のインピーダンスとなる。
色々アドバイス頂いた感想としてpF値の容量成分が大きく影響することを痛感しました。JF1DMQ OMからもCMCの評価は「高周波でKΩオーダは高いインピーダンスなので、浮遊容量との戦いの感があります。」と結んで頂きました。
ご指摘頂いた通りに測定環境を修正して, 再度一から全てデータを取り直しました。丸1.5日を費やしての大仕事となりましたが, 適切なアドバイスが功を奏して, ようやく満足いく結果が得られました。各種評価の結果, 「FT-240 #43をW1JR巻きで2個直列」が最も良いデータをたたき出し, ピークで10kΩ以上の他を寄せつけない圧倒的なインピーダンス値を得ました。極端な話, あらゆる市販対策グッズよりも手作りのFT-240の方が大きな効果が得られます。これでようやくインターフェア対策部材の選定が完了しました。これからFT-240を適所に挿入して効果を確認する第2ステップに移行します(但し, 線材に3D-QEFVを使用しておりKW電力の耐性が心配なため温度上昇などを評価予定)。
評価結果の詳細は下記を参照願います。
コモンモードフィルターなどの評価 その1
コモンモードフィルターなどの評価 その2
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