« FT-101メンテナンス用延長基板入手 | トップページ | タワー クリエートデザイン ≪KT15R≫入手 »

2009年4月27日 (月)

懐かしのBCLラジオ ≪ナショナル プロシード2800≫

ローカル局からヤフオク出品を委託されたナショナルの「プロシード2800」で, 1970年代のBCL全盛後期を代表する, いわゆる「BCLラジオ」です。

National(松下電器産業・現パナソニック)
プロシード/PROCEED 2800 (RF-2800)
1977年発売, 定価49,800円
MW/FM/SW (SWは3バンドで3~30MHzをカバー)

Rf28000

Rf28001

Rf28002

プロシード2800は大ヒットしたナショナル「クーガー2200」の後継機種で, 売りは何と言っても「1KH直読」を可能にした赤色のデジタル表示部と大型の洗練された, いかにもナショナルっぽいフォルムです。触ってみた感じでは, 大型のチューニングダイヤルやBFO機能, 多くのスイッチ, つまみ類などどこから見ても「BCLラジオだ!」と言う雰囲気で, 思わずラジオ少年に戻ったような気分になりました。触ってみて一番関心したのは, チューニングダイヤルを押したり引いたりすることで, 2段階にチューニングスピードを可変出来ることです。これは便利ですね。肝心の受信感度ですがAM/FMは今どきの小型ラジオと大差無い印象です。短波は外部アンテナが無くていま一つ良く分かりませんでした。それにしても, この当時のラジオが一番ラジオらしくていじり甲斐がありますね。

私がBCLを始めたのは小学6年の時で古いラジカセで中波放送を聞いていて韓国語の放送だったかが聞こえてきた時に「こんなオンボロラジオでも海外放送が聞けるんだ!」とか感動したのがきっかけでした。その後, 中学生になってバイト代でBCLラジオを買うことを決意したころがちょうどプロシード2800が発売された時期でした。しかしプロシードは高額で手が出ず, 赤目が特徴的なプロシードの外観を雑誌やカタログで穴があくほど眺めていた記憶があります。結局, 東芝のアナログ表示機のヒット作「TRYX-2000」を夏ころにローン(当時の表現で「月賦:げっぷ」)の2万円台で購入し本格的にBCLを始めました。また, 当時はご多分に洩れず友達も花形のBCL機を持っている人が多く, ソニーの「スカイセンサー5900」, ナショナルの「クーガー2200」, 東芝の「TRYX-1700」などを遊び行くたびにいじり倒していました(今だともったいなくて"いじる"なんて出来ませんね)。その後, 1978年に発売されたばかりのソニーのデジタル表示式BCLラジオ「ICF-6700」を購入したのですが, 今にして思えば, このラジオは重さの割りには異常に大型でした(高さ20cm?×幅40cm以上?×奥行20cm?)。手首のスナップを効かせてチューニングダイヤルを勢い良く回すとクルクルーと端から端まで回りましたのでフライホイールとか入っていたと思います。そのような機構があって大型だったのでしょうか? ※逆に機構が複雑なICF-6800が先に発売されたので, 同一寸法に合わせるために6700の空いたスペースにフライホイールを入れたのかも知れないです。

私のホームページにも書いてますが, ICF-6700でデジタル表示を生かしたはずの「待ち受け受信」で肩すかしをくらい, がっかりしたことがあります。アナログ表示の機構を究めたTRYX-2000, クーガー2200とデジタル表示のICF-6700, そして30年が経ち当時欲しかったデジタル表示のプロシード2800を触って見て思うことは, 周波数読み取りについてデジタル表示よりは凝ったアナログ式直読メカの方がいかにもラジオっぽくて, 例え目的の周波数に合わせて放送が聞こえなかったとしても十分許せるような温かみがあります。だとすれば, デジタル表示普及機が出始める1977年ころがBCLラジオに取っての「古き良き時代」からの変化点だったかも知れません。

|

« FT-101メンテナンス用延長基板入手 | トップページ | タワー クリエートデザイン ≪KT15R≫入手 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 懐かしのBCLラジオ ≪ナショナル プロシード2800≫:

« FT-101メンテナンス用延長基板入手 | トップページ | タワー クリエートデザイン ≪KT15R≫入手 »