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2010年6月18日 (金)

リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その3

使うほどにAA-230PROの優れた点を認識しています。

他社のアンテナアナライザー(他社ではSWRアナライザー, スタンディング・ウェーブ・アナライザーと表現)を使ったことが無いのでもしかすると憶測もあるかも知れませんが比較すると下記点が優れています。

AA-230PROの優れていると感じた点
1)本体の持ちやすい形状
  とにかく手にフィットしており使用中の安定感が高いです。
2)充電式のバッテリー
  まだ使用1時間程度ですが残量は半分くらい。2時間近く使える?
3)周波数をスイープし各種のグラフ表示
  これぞ真骨頂。
  本体LCDのグラフ表示一発でアンテナの全体特性を把握出来ます。
4)計測データをメモリーに保存しUSB経由でパソコンに保存
5)使いやすい多機能ソフトが付属
  「AntScope」と言うソフトが付いてきます。
  下記7項目の表示機能があります。
   ・SWR
   ・位相
   ・Z=R+jX(直列モデル)
   ・Z=R||+jX(並列モデル)
   ・リターンロス
   ・TDR(時間領域反射計)
   ・スミスチャート
  本体でメモリーにセーブしたデータをAntScopeで呼び出して上記項目を
  表示するか, あるいは アンテナ - AA-230PRO - パソコン を直接接続
  してAntScopeで計測結果を直接, 高分解能で表示出来ます。
  その他, ケーブル特性を差し引くなどのオプション機能があるようです
  がまだ使い切れていません。
  このソフトだけでも本来, 値段が付くと思います。そう考えるとさらに
  お買い得感があります。

付属ソフト AntScope
Antscope_2

その他, AA-230PROの目玉機能として下記2点があるのですがまだ使っていません。
●マルチSWR
  異なる5周波のSWRを一度に表示出来ます。マルチバンドアンテナ調整に
  便利。
●SWR2Air
  SWR測定結果をビープ音の長短に変換し任意周波数で送信出来ます。
  AA-230PROを同軸ケーブルの先に接続したまま, 自分はアンテナ付近に
  張りついて受信機のビープ音を頼りにSWRの追込みが出来ます。
  つまり一人でSWR調整が出来る面白い機能です。

さて, 今回は「TDR(時間領域反射計)モード」を試してみました。
同軸ケーブルの長さと, 途中に不具合が無いかを簡単に把握出来ます。
一度使ってしまうと手放せない便利な機能です。

まずは, 長さが?の10D-2V同軸ケーブルを計測してみました。巻き数と円の径から多分15mと見積もっていたケーブルです。
写真ではケーブルの終端にダミーロードを付けていますが, 計測データは終端をオープンにした状態のものです。終端オープンの方が振れ幅が大きく判断しやすいです。この計測結果から, 同軸ケーブルの長さは20mだと分かります。
10d_2v
10d_2v_2

次に, 大風でダメージを受けた可能性がある同軸ケーブルの確認です。
先日大風が吹いた時に第1タワーのデベワイヤーが切れて同軸ケーブルが宙ぶらりになったのですが, その際, 1.9MHz用の8D-2Vケーブルに12DSFB相当の極太ケーブル2本分の重みが掛かり一部が伸びきって損傷したのでは? と心配していました。まだアンテナをつないでいないため, オープン状態のデータです。
グラフから長さが37.0mであることと, その間にデータの不連続が無く, 損傷は受けていないことが分かります。
Cable_2
8d_2v

kW免許取得関連で電波防護の自己点検表を作成するのですが, その際, 同軸ケーブルの長さから減衰量を見積もる必要があります。そのため, AA-230PROを活用することで労せずして同軸ケーブルの長さがある程度正確に分かるのは助かります。

アンテナアナライザー《AA-230PRO》購入
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その1
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その2
アンテナアナライザー《AA-230 PRO》使用感 その4
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