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2010年6月 6日 (日)

リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その1

先日購入したリグエキスパートジャパン社のアンテナアナライザー「AA-230PRO」で取り敢えず手持ちのダミーロード3種とコメットの7/21/28MHzロータリーダイポールアンテナH-722を計測してみました。
結論を先に言えば期待通り, 簡単, お手軽の操作でありながら非常に濃いデータが瞬時に手に入る秀逸な一品です。この機種を使ってしまうと従来のアンテナアナライザーには戻れないと思います。

まずAA-230PROの第一印象ですが「以外に大きくて重い」というものでした。但し, 写真を見て頂くと分かりますが手の幅に合わせて本体がくびれており持ちやすいです。同軸コネクターの取り付けも若干傾斜しておりフィールドで立ったままの計測を想定した程よい形と大きさと言えます。ニッケル水素電池を実装しており基本的にはバッテリー動作で使用します。
Aa230pro_1
Aa230pro_2
Aa230pro_3
Aa230pro_4

コメットのダミーロードD21MのSWRを中心周波数100MHz, 計測範囲を±100MHzで計測したものです。このグラフ表示一つだけでD21Mの性能を大体把握出来ます。素晴らしい!ちなみにY軸のSWRが対数表示になっています。
Swrdummy

コメットのHFダイポールH-722(13mHigh)の7MHz時, 計測範囲±100KHzでのSWRです。取説の寸法通りに組み立てて無調整で上げましたがカタログ値に近い特性であることが一目で分かります。
Swrh7227mhz

AA-230PROは計測データを本体にセーブしておいて後からパソコンで読み出すことが出来ます。このデータを使って, まるでメーカーの性能表のようなグラフを簡単に短時間で作成出来ます。

●ダミーロード
計測したダミーロードは下記3種です。それぞれの諸元と計測値のコメントです。
1)コメット社 D21M  DC~600MHz 15W(AVG),100W(PEP)
  →200MHzまでSWR1.1以下でフラットです。さすがメーカー製ですね。
2)自作キット DL29M  28W 大進無線のキット
  →144MHzでもSWR1.2以下です。売値525円です。
    一番コストパフォーマンスが良いかも?
3)MFJ社  MFJ-250? DC~400MHz 200W(AVG),1KW(PEP)/CW
  →70MHzあたりから急にSWRが上がります。実用は50MHzまで。
    このオイル付けダミーロードは, 実はヤフオク経由で入手した
    怪しい一品です。
    型番「MFJ-264」というシールが貼っていますが, 本来, MFJ-264は
    乾式?の全然違う形状です。"怪しいものには手を出すな" と
    グラフが訴えていますね。安物買いの銭失い。
Dummyloadgraph
D21m_dl29m
Mfj

●コメット 7/21/28MHz ロータリーダイポールアンテナ H-722
まるでメーカーカタログのようなグラフを作成出来ます。
H-722は「V型」と「水平型」を選択出来, SWRが変わってきます。計測したのは水平型です。また, 当然アンテナの高さでSWRが変わってきます。計測したアンテナは高さが13mですがメーカー, データ公表値の高さ3m時と20m時の中間ぐらいの特性です(但し, 若干周波数ズレあり)。メーカー公表値の裏付けとなったと思います。
H722graph
H722


AA-230PROは「TDR(時間領域反射計)モード」と言う同軸ケーブルの不具合有無を探り出す機能があります。次はその機能を試してみます。

アンテナアナライザー《AA-230PRO》購入
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その2
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その3
アンテナアナライザー《AA-230 PRO》使用感 その4
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