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2010年6月

2010年6月29日 (火)

ジャパンブルー 《ドーハの悲劇》から17年

今日は朝日新聞のホームページが「ジャパンブルー」に染まっています。
Asahi
目がチカチカしますが, まぁ良いでしょう。今日のFIFAワールドカップ, 南アフリカ大会, 決勝トーナメント, 日本-パラグアイ戦の放送はTBS系列ですが民放全体でワールドカップを盛り上げよう!とかの意図でしょうか?

私は大のサッカーファンです。と言ってもA代表とかの日本vs外国勢の試合しか見ませんが。
1993年にJリーグが発足, プロのリーグ戦がスタートしました。私はそれまでサッカーには全く興味が無かったのですがテレビで度々取り上げられたことで三浦和, ラモス, ゴン中山など個性ある選手の顔と名前を覚えました。そして同年にワールドカップアメリカ大会のアジア最終予選が開催され, TVで見ていた選手が海外で戦うと言うことで中東カタールのドーハで開催された最終予選を眠い目をこすりながら連日夜中の1時ころに見ていました。日本はイラクとの最終戦を勝てば初のワールドカップ出場, Jリーグの開幕に花を添えると言う大一番を迎えました。試合は1点勝ち越しで後半のロスタイムとなり勝利を確信した残り1分のところで何と点を入れられ同点となりました。その瞬間, 日本の選手はピッチに倒れ込みしばらく起き上がることが出来ませんでした。形勢逆転出来ず試合はそのまま終わり, 他出場国との得失点差により土壇場でワールドカップ行きの切符を逃した, いわゆる「ドーハの悲劇」として語り継がれています。リアルタイムで見ていた私自身もロスタイムのあの瞬間は頭が真っ白になり, 眠気と脱力感で当日は仕事に手がつかなかった記憶があります。この出来事が最初のスイッチでした。

ドーハの悲劇


以来, ワールドカップの最終予選通過がサッカーに関わる方やファンの悲願となりましたが, 4年後の1997年に開催されたフランスワールドカップのアジア最終予選ももつれました。この年のアジア最終予選はホーム&アウェー方式, 3.5枠となり, 日本国内で予選がおこなわれたこともあり大変な盛り上がりとなりました。一進一退の日本は2枠内での出場を果たせず, 日本の監督交代とマレーシアのジョホールバルでイランとの3枠目を争う一発勝負と言う展開になりました。この試合は日本からマレーシアに多くのサポーターが怒濤のごとく押し寄せスタジアムに入れない人も出るほどの殆どホーム状態でおこなわれ, 延長戦の末, 勝ち越しゴールを決め, 初の本戦出場を果たすと言う非常にドラマ性の高い展開で終わりました。ドーハの悲劇から4年, 「ジョホールバルの歓喜」として伝説が生まれました。私自身もこのゲームでえらく盛り上がって完全にサッカーファンとなったしだいです。

ジョホールバルの歓喜


その後の日韓大会, ドイツ大会と強豪国のプレーを見てきて, とても世界には叶わない, 今年の南アフリカ大会も正直, 決勝トーナメントに進むことは出来ないと思っていました(岡ちゃん, ごめなさい)。でも, いざ始まってみるとすごくチームのまとまりが良いですね。ドーハの悲劇から17年。新たなステージに登れるか? ココロして応援しましょう!

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2010年6月20日 (日)

アイコム144/430モービル機《IC-2330》入手

ローカル局JR7WABさんからIC-2330を譲って頂きました。受信機2台, 送信機2台も含めれば24台目の現有無線機です。

アイコム IC-2330諸元
タイプ   : モービル
周波数   : 144MHz/430MHzデュアルバンド
電波形式 : FM
受信方式 : ダブルスーパーヘテロダイン
送信出力 : 10W
外形     : 140W × 40H× 150D, 1.2kg
発売時期 : 1991年10月
特徴     : 144/430同時受信

プレハブシャックに全ての無線機を移したため, 宅内の第2シャック用にせめてVHF/UHF機が欲しいと思っていたのですが, WABさんがモービル機を入れ換えするとのことで譲ってもらいました。
譲って頂いた無線機にはマイクとDC電源ケーブルが付いていなかったため, ヤフオク経由で調達しました。また, 入手したマイクがアドニスだったため変換ケーブルも入手しました。スタンドマイクAM-708Eがちょっと不釣り合にでかいですね。アンテナは元々設置してあったダイヤモンドのディスコーンを第2シャック側に割り当てることにしました。DC電源は手持ちのものを活用しました。これで送受信OKっぽいです。

第2シャック(宅内) 構成
無線機   : アイコム 144/430モービル機 IC-2330
電源     : 第一電波工業/ダイヤモンド GSV1200
アンテナ : 第一電波工業/ダイヤモンド D190
           100MHz~1500MHz ディスコーン
マイク   : アドニス スタンドマイク AM-708E

取り敢えずこれで気軽にローカルとの交信が出来る環境が整いました。後はアクティビティを上げるだけです…

Icom_ic2330

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2010年6月18日 (金)

リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その3

使うほどにAA-230PROの優れた点を認識しています。

他社のアンテナアナライザー(他社ではSWRアナライザー, スタンディング・ウェーブ・アナライザーと表現)を使ったことが無いのでもしかすると憶測もあるかも知れませんが比較すると下記点が優れています。

AA-230PROの優れていると感じた点
1)本体の持ちやすい形状
  とにかく手にフィットしており使用中の安定感が高いです。
2)充電式のバッテリー
  まだ使用1時間程度ですが残量は半分くらい。2時間近く使える?
3)周波数をスイープし各種のグラフ表示
  これぞ真骨頂。
  本体LCDのグラフ表示一発でアンテナの全体特性を把握出来ます。
4)計測データをメモリーに保存しUSB経由でパソコンに保存
5)使いやすい多機能ソフトが付属
  「AntScope」と言うソフトが付いてきます。
  下記7項目の表示機能があります。
   ・SWR
   ・位相
   ・Z=R+jX(直列モデル)
   ・Z=R||+jX(並列モデル)
   ・リターンロス
   ・TDR(時間領域反射計)
   ・スミスチャート
  本体でメモリーにセーブしたデータをAntScopeで呼び出して上記項目を
  表示するか, あるいは アンテナ - AA-230PRO - パソコン を直接接続
  してAntScopeで計測結果を直接, 高分解能で表示出来ます。
  その他, ケーブル特性を差し引くなどのオプション機能があるようです
  がまだ使い切れていません。
  このソフトだけでも本来, 値段が付くと思います。そう考えるとさらに
  お買い得感があります。

付属ソフト AntScope
Antscope_2

その他, AA-230PROの目玉機能として下記2点があるのですがまだ使っていません。
●マルチSWR
  異なる5周波のSWRを一度に表示出来ます。マルチバンドアンテナ調整に
  便利。
●SWR2Air
  SWR測定結果をビープ音の長短に変換し任意周波数で送信出来ます。
  AA-230PROを同軸ケーブルの先に接続したまま, 自分はアンテナ付近に
  張りついて受信機のビープ音を頼りにSWRの追込みが出来ます。
  つまり一人でSWR調整が出来る面白い機能です。

さて, 今回は「TDR(時間領域反射計)モード」を試してみました。
同軸ケーブルの長さと, 途中に不具合が無いかを簡単に把握出来ます。
一度使ってしまうと手放せない便利な機能です。

まずは, 長さが?の10D-2V同軸ケーブルを計測してみました。巻き数と円の径から多分15mと見積もっていたケーブルです。
写真ではケーブルの終端にダミーロードを付けていますが, 計測データは終端をオープンにした状態のものです。終端オープンの方が振れ幅が大きく判断しやすいです。この計測結果から, 同軸ケーブルの長さは20mだと分かります。
10d_2v
10d_2v_2

次に, 大風でダメージを受けた可能性がある同軸ケーブルの確認です。
先日大風が吹いた時に第1タワーのデベワイヤーが切れて同軸ケーブルが宙ぶらりになったのですが, その際, 1.9MHz用の8D-2Vケーブルに12DSFB相当の極太ケーブル2本分の重みが掛かり一部が伸びきって損傷したのでは? と心配していました。まだアンテナをつないでいないため, オープン状態のデータです。
グラフから長さが37.0mであることと, その間にデータの不連続が無く, 損傷は受けていないことが分かります。
Cable_2
8d_2v

kW免許取得関連で電波防護の自己点検表を作成するのですが, その際, 同軸ケーブルの長さから減衰量を見積もる必要があります。そのため, AA-230PROを活用することで労せずして同軸ケーブルの長さがある程度正確に分かるのは助かります。

アンテナアナライザー《AA-230PRO》購入
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その1
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その2
アンテナアナライザー《AA-230 PRO》使用感 その4
RigExpert《AA-230PRO》ソフトの対応
アンテナアナライザー《AA-230PRO》リモート運用

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2010年6月15日 (火)

リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その2

アンテナアナライザー「AA-230PRO」で「TDR(時間領域反射計)モード」を評価する予定でしたが, 手元にローパスフィルター(LPF)が複数ありましたので, 面白そうだと思い特性を比較してみました。感想として, 取り敢えずフィルターの性能も簡単に計測出来ると判断します。但し, 正確な測定値では無い可能性があり, あくまで参考値として活用し, 出来れば複数のフィルターを計測し比較評価出来れば判断しやすいと考えます。なお, フィルターの測定についてリグエキスパート社が保証しているものでは無く, あくまでもアマチュア精神での活用ととらえて頂くようお願いします

●評価物 ローパスフィルター
1)ケンウッド LF-30A   30MHz 1kW PEP
2)RF Inquiry LP3K     30MHz 3kW PEP
  挿入損失: 0.5dB以下
  ノーマルモード減衰量: -80dB~-100dB以上(150MHz以上)
3)シンワ電子 1001     55MHz 100W
4)八重洲無線 FF-501DX 30MHz 1.2kW PEP
Lowpassfilter

●比較項目
1)SWR ※表示範囲 1~2
2)リターンロス
3)挿入損失

●計測方法
1)接続 AA-230PRO - ローパスフィルター - ダミーロード D21M
  ・ローパスフィルターを正面に見て左がAA-230PRO, 右がD21Mです。
    ※フィルターを並べた写真ではダミーロードが逆に付いています。
  ・AA-230PROとローパスフィルター間は最短距離とするため同軸ケーブル
    は使わず中継コネクター「MA-PP」タイプを使用しています。
  ・ダミーロードはどの周波数でもSWR=1, R=50±j0Ωものを使用すること
    が理想的です。今回は手持ちで一番特性の良いコメットのD21Mを使用
    しています。
2)計測周波数範囲 2MHz~200MHz
3)取得したデータ(周波数, R, X)からSWR, リターンロス, 挿入損失を計算
  しグラフ化。
Lowpassfilter_2

SWRとリターンロスは一般的な計算式を元に算出していますが, 挿入損失はJP3PZDさんが導いた式を採用させて頂いています。
ローパスフィルターの一般的な計測方法はネットワークアナライザーなどで入力と出力の電圧比を計測し挿入損失として表します。アンテナアナライザーを使う場合, 入力側から見た計測値のみで判断しているため, ダミーロードやローパスフィルター自身の減衰特性がプラスされるなどで, 入出力計測に比べると正確とは言えません。あくまでも参考値とお考え頂き, 測定値そのものの評価では無く各フィルターの比較としてグラフを見てください。

●比較結果
1)SWR
  通過帯域の特性とカットオフ周波数を判断出来ます。
  ・通過帯域の特性
    LF-30A > FF-501DX = LP3K > 1001(50MHz)
  ・カットオフ周波数
    LF-30A,FF-501DX 30MHz
    LP3K            44MHz
    1001            54MHz
Lowpassfilter_swr
2)リターンロス
  反射損失とも言います。反射電力が大きくなるほどリターンロスの値が
  小さくなります(損失が大きくなる)。
  リターンロスでは通過帯域の特性とカットオフ周波数を判断出来ます。
  SWRの項目と同様の評価結果です。
Lowpassfilter_returnloss
3)挿入損失
  減衰帯域の性能を判断出来ますが, どのフィルターも凸状に-10dB付近ま
  で特性が悪化しています。
Lowpassfilter_insertionloss
  今回, AA-230PROとローパスフィルターの間を手持ちのいくつかの同軸ケ
  ーブルでつなぎ代えてデータを取り直していますが, そのたびに凸状の
  位置や幅が変化します。中継部材一つで大きく特性が変わるため, 何ら
  かの測定経路の影響があると思われます。これを差し引いて眺めると良
  い具合に減衰していると判断出来ます。
  なお, 通過帯域側の特性は中継部材の影響は少ないようです。

  10D, 長さ約60cmの同軸ケーブルを使用した場合の挿入損失特性
Lowpassfilter_3
Lowpassfilter_insertionloss_2

以上から, 通過帯域30MHzまでの性能で判断するとケンウッドの「LF-30A」が良いのですが, KW運用では耐圧が厳しいですね。他のローパスフィルターが入手出来たらさらに評価してみます。
なお, バーテックススタンダードのHF帯用KWリニアアンプ「VL-1000」ではローパスフィルターを内蔵していますが, スルーで使用する時はローパスフィルターが効かないそうです。別のローパスフィルターを常時あるいはスルー時のみ追加する必要があります。何だか納得出来ない仕様ですね。

他にアンテナアナライザーでフィルターを評価する良い方法をご存じでしたら教えてください。

アンテナアナライザー《AA-230PRO》購入
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その1
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その3
アンテナアナライザー《AA-230 PRO》使用感 その4
RigExpert《AA-230PRO》ソフトの対応
アンテナアナライザー《AA-230PRO》リモート運用

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2010年6月14日 (月)

最古の2VFO機? トリオ《TS-770》

レピーター運用のためのたすき掛け操作が可能な430MHz/UHF機で最古の機種を探していたところ, オールモード機ではトリオの144/430デュアルバンド機「TS-770」が2VFOを備えていることが分かりました。1979年発売でアイコムのIC-351よりも1年古いです。
Ts770
この時期, 八重洲無線はたすき掛け(八重洲では「スプリット操作」と表現)が可能な機種としてFMモービル機「FT-720U」を発売しています(1979年)。FT-720Uは周波数固定では無くメモリchを利用した任意の周波数で運用が可能なようです。
Ft720v_u

たすき掛け運用が可能な最古の機種
        オールモード機   FMモービル機
1978年                   スタンダード C7800(周波数固定・可変不明)
1979年  トリオ   TS-770  八重洲無線   FT-720U(周波数可変)
1980年  アイコム IC-351

手持ちはIC-351のみ。さて, どの戦略でいくか…

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古い無線機でのレピーター運用競争勃発?

アイコムの1980年発売, 430MHzオールモード機「IC-351」を2年前に入手しています。この機種は2VFOを備えているため, マイク回路にトーンエンコーダーを接続することで理論上はレピーター運用が可能であることを入手当初に発見しました。その件を当時ブログで書いていたのですが, このブログ記事も後押しとなりOM様がIC-351にトーンエンコーダーを装着, レピーター運用を成功されました(前ブログのコメント欄参照)。レピーターを運用するためには送信と受信の周波数を5MHz開ける必要があります。いわゆる「たすき掛け交信」と言う機能で, 二つVFOを持っているか, あるいは本体VFO+外部VFOを備えたFM機で, かつ, このたすき掛け設定が出来ないとレピーター運用は実現出来ません。調べた限りではIC-351がVFOによるたすき掛け運用が可能な最古の機種です。
Ic351
最古の機種でのレピーター運用」と言う偉業達成の報告を頂き, たいへん嬉しい反面, 先を越された悔しさもあります(モタモタしていた自分が悪いですが)。そこで何とか打開策は無いかと探していました。VFOで無くとも, せめて固定chでたすき掛け運用が出来れば見かけ上はレピーター運用が可能です。まあ,「固定ch」ですから例えば私が住んでいる福島県会津地方であれば439.60MHzの1波のみ運用可能です。半分イカサマですが背に腹は代えられず, この線で探したところ, スタンダード社の1978年発売, FMモービル機「C7800」がたすき掛け運用が可能なことが分かりました。バーテックスのホームページで取説が公開されており, 確認したところ, たすき掛け運用可能とは書いてありますが, ch固定になるのか周波数が可変出来るのかいま一つ分かりません。どちらにしても道は開けました。取り敢えず, まずはC7800入手ですが, 資金が全くありません。さて, どうしたものか…
C7800
もしかするともっと古い機種でもたすき掛け出来る機種があるかも知れません。ご存じの方は, 出来ればそーっとメールでご連絡頂ければ幸いです。

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2010年6月 6日 (日)

リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その1

先日購入したリグエキスパートジャパン社のアンテナアナライザー「AA-230PRO」で取り敢えず手持ちのダミーロード3種とコメットの7/21/28MHzロータリーダイポールアンテナH-722を計測してみました。
結論を先に言えば期待通り, 簡単, お手軽の操作でありながら非常に濃いデータが瞬時に手に入る秀逸な一品です。この機種を使ってしまうと従来のアンテナアナライザーには戻れないと思います。

まずAA-230PROの第一印象ですが「以外に大きくて重い」というものでした。但し, 写真を見て頂くと分かりますが手の幅に合わせて本体がくびれており持ちやすいです。同軸コネクターの取り付けも若干傾斜しておりフィールドで立ったままの計測を想定した程よい形と大きさと言えます。ニッケル水素電池を実装しており基本的にはバッテリー動作で使用します。
Aa230pro_1
Aa230pro_2
Aa230pro_3
Aa230pro_4

コメットのダミーロードD21MのSWRを中心周波数100MHz, 計測範囲を±100MHzで計測したものです。このグラフ表示一つだけでD21Mの性能を大体把握出来ます。素晴らしい!ちなみにY軸のSWRが対数表示になっています。
Swrdummy

コメットのHFダイポールH-722(13mHigh)の7MHz時, 計測範囲±100KHzでのSWRです。取説の寸法通りに組み立てて無調整で上げましたがカタログ値に近い特性であることが一目で分かります。
Swrh7227mhz

AA-230PROは計測データを本体にセーブしておいて後からパソコンで読み出すことが出来ます。このデータを使って, まるでメーカーの性能表のようなグラフを簡単に短時間で作成出来ます。

●ダミーロード
計測したダミーロードは下記3種です。それぞれの諸元と計測値のコメントです。
1)コメット社 D21M  DC~600MHz 15W(AVG),100W(PEP)
  →200MHzまでSWR1.1以下でフラットです。さすがメーカー製ですね。
2)自作キット DL29M  28W 大進無線のキット
  →144MHzでもSWR1.2以下です。売値525円です。
    一番コストパフォーマンスが良いかも?
3)MFJ社  MFJ-250? DC~400MHz 200W(AVG),1KW(PEP)/CW
  →70MHzあたりから急にSWRが上がります。実用は50MHzまで。
    このオイル付けダミーロードは, 実はヤフオク経由で入手した
    怪しい一品です。
    型番「MFJ-264」というシールが貼っていますが, 本来, MFJ-264は
    乾式?の全然違う形状です。"怪しいものには手を出すな" と
    グラフが訴えていますね。安物買いの銭失い。
Dummyloadgraph
D21m_dl29m
Mfj

●コメット 7/21/28MHz ロータリーダイポールアンテナ H-722
まるでメーカーカタログのようなグラフを作成出来ます。
H-722は「V型」と「水平型」を選択出来, SWRが変わってきます。計測したのは水平型です。また, 当然アンテナの高さでSWRが変わってきます。計測したアンテナは高さが13mですがメーカー, データ公表値の高さ3m時と20m時の中間ぐらいの特性です(但し, 若干周波数ズレあり)。メーカー公表値の裏付けとなったと思います。
H722graph
H722


AA-230PROは「TDR(時間領域反射計)モード」と言う同軸ケーブルの不具合有無を探り出す機能があります。次はその機能を試してみます。

アンテナアナライザー《AA-230PRO》購入
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その2
リグエキスパート《AA-230PRO》使用感 その3
アンテナアナライザー《AA-230 PRO》使用感 その4
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2010年6月 5日 (土)

極小の優れもの《Eye-Fi》無線LAN SDカード

久々に使えるデジものに出会いました。無線LAN(Wi-Fi)機能を内蔵したデジタルカメラ用SD(SDHC)メモリーカード「Eye-Fi」(アイファイ)です。
Eyefi
※付属のカードリーダーはEye-Fi設定時に使用するものですが, 普通のSDカードリーダーとしても使えます。得した気分ですね。

2カ月前, 久しぶりにImpress Watch Video内にある「スタパビジョン」のバックナンバー40回分くらいを見ていました。スタパビジョンはデジタルオタクとは言い難い風貌のスタパ齋藤氏が自腹で購入した(?)ハード, ソフトを独自の語り口で紹介するトーク番組ですが, この中の2009年2月3日公開分でEye-Fiが紹介されていました。
余談ですがスタパ齋藤氏については, 「128倍」とか「ちょっと気絶している間に手にXXが乗っていた」とか変な叫び声とかココロに刺さる文章表現が大好きで20年ほど前?のアスキーだったかのライターのころから大ファンでした。密かに「アニキ」と慕っていたほどですが, だいぶ前に何と私より1カ月ほど誕生日が遅くチョットだけ若いことが判明しショックでした(^^; 昔からあの風貌だったので歳いってたと思っていたのですが…

で, Eye-Fiですが題名の通り無線LAN機能を内蔵したSDカードです。最近, 友人のヤフオク出品代理を引き受けるなどでデジカメから写真を取り込む回数が増えてきたのですが, 誰でも遭遇する問題で軽くではありますが悩んでいました。

デジカメ使用での問題点 その1
写真を撮るたびにデジカメからパソコンにUSBケーブルを差して画像ファイルを転送するのがすごく面倒でした。目的がヤフオク出品のため, 写真を撮って転送したは良いが, よく見ると髪の毛が写っていたり, アングルが悪かったり, 暗かったり, 電灯, フラッシュの映り込みがあったりなどの見栄えの問題で速攻で撮り直すこともしばしば。そのたびにさっきファイルを転送したばかりなのに…とトホホな気分になります。

デジカメ使用での問題点 その2
メインパソコンのUSBは2.0なんですが, 使用しているUSBハブが昔のもので多分USB1.1対応で遅いです。そのためか, 最近の超高画質・大容量ファイル(5MByte/1ファイル)の転送と相まって, えらく転送速度が遅くてさらに煩わしさを感じていました(本体直で接続すると当然早い)。まあ, これはUSBハブを買い換えれば良いだけのことですが。

デジカメ使用での問題点 その3
使用しているデジカメはそれなりの高級機でパナソニックの「LUMIX DMC-G1」(デジタル一眼)ですが, USBコネクターを差すところのフタが何度も開け閉めすることで段々緩くなってくるのではと危惧していました(下記写真円内)。これは会社の現場で常備しているデジカメの使用頻度が高くてフタが閉まらなくなっているのを見ていたことが発端です。現場デジカメは2代目ですが, いずれもフタが閉まらなくなっていました。自宅のデジカメはそこまで使用頻度は高く無いですが何せ高額な機種なので些細なことではありますが気が気ではありませんでした。
Dmcg1

そんな中, Eye-Fiを知った訳ですからすぐに飛びつきました。値段もそこそこのようだし。購入したのは発売されたばかりの第2世代「Eye-Fi Connect X2 4GB」です。ヤフオク経由で6000円+送料140円でした。X2は下記点が改良されています。
●IEEE802.11g から IEEE802.11n にも対応
●SDスピードクラスの 「Class 6」に対応
●エンドレスモード搭載 指定容量を越えると古いデータから自動削除
使い心地はと言うと, 今までのお悩みを全て解消+輪をかけて快適です。写真を撮った瞬間にパソコンの常駐ソフトが感知して無線LANで転送を開始します。おそらく最新仕様のIEEE802.11nで転送されていると思われ超高速です。1ファイル5Mbyteで転送時間は数秒。これほど便利なものが1年以上前から発売されていたとは… 悔しくて涙が出そうなくらいです。
但し, 全て順調かと言うとそうでもありません。問題がありました。

Eye-Fi使用にあたっての問題点 その1
ソフトインストール後の設定時に無線LAN設定ではまりました。今どきの無線LANは超簡単設定なのですが, 基礎的なところを理解していないと超簡単設定ですらはまってしまいます。Eye-Fiページのよくある質問を読んでもいま一つ分からずネット検索で調べたりしてようやく設定出来ました。私の無線LAN環境(バッファローの無線LANルーター「WZR-AGL300NH」)では二つ解決ポイントがありました。

解決ポイント その1
Eye-Fiの無線LAN設定でパスワードを聞いてきますが, WZR-AGL300NH設定画面で,「無線設定」→「AOSS」画面を開き, 「現在のセキュリティ情報 802.11g」の暗号化キーをコピーしてEye-Fiソフト, 無線LAN設定のパスワード欄に張り付けます。
Lan_1

解決ポイント その2
パスワードを設定しOKかと思いきや「DHCPタイムアウト」のエラーが出ます。この場合の対処はWZR-AGL300NH設定画面で「Internet/LAN」→「LAN」画面を開き,「DHCPサーバ機能」にチェックを入れます。
Lan_2

Eye-Fi使用にあたっての問題点 その2
Eye-Fiの電波が微弱なのかWZR-AGL300NHを置いてある同じ部屋にいないと転送されません。またWZR-AGL300NHとデジカメ(Eye-Fi)の間に体などの障害物があると転送速度が落ちるようです。まあ, Eye-Fiの利点に比べると些細な困りごとですね。

ってことで今は快適なEye-Fi環境を享受しています。

なお,「Eye-Fi」は本来, ハードとしての無線LAN機能の他, クラウド環境にデータをアップロード, 保存出来るネットワークサービスを合わせた総称です。今のところネットワークサービスを使う機会はありませんが, そのうち試してみたいです。

本記事などでEye-Fiに興味を持たれた方は, お使いのデジカメがEye-Fiに対応しているか事前に確認した方が良いと思います。

スタパビジョン」ですが他にも数々, 面白そうなものを紹介しています。特に番組の途中で放送される息抜きの「そしな」コーナーの紹介物が逸品だったりして物欲を刺激され続けています。さて, どうしたものか…

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