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2010年7月13日 (火)

22年目の真実? ミズホ《AN-21》アンテナ特性

アンテナアナライザー, リグエキスパート「AA-230PRO」で手持ちアンテナのSWR特性を片っ端から取ってみようと画策しており, 取り敢えず, 前から気になっていたミズホの21MHz帯2ワットQRPハンディトランシーバー「ピコ21S」用のオプションで短縮ホイップアンテナ「AN-21」のSWR特性を計ってみました。

ピコ21Sは1987年ころに中古で入手し, AN-21は翌年1988年ころにHAMショップから購入したと記憶しています。ピコ21S購入から12年後の1999年ころに仲間と共にフィールド運用のため宮城県蔵王の刈田岳(1,758m)の頂上に登り, その際, ピコ21S+AN-21で試してみたのですが, 殆ど聞こえず全く交信出来ませんでした(同時に持参したダイポールアンテナではそこそこ聞こえた)。そのため, 「短縮アンテナってそんなもの?」と思い, ずーっと頭の片隅でモヤモヤしていました。
計測方法はAA-230PROにM-BNC変換コネクターを介してAN-21を直接接続し, 自宅2階の窓から突き出して計っています。

ピコ21S
Mx21s
Antenna
An_21_swr
ご覧の通り, 28MHzあたりに共振点があります。なんてこった!! これでは飛ばないはずだ。アンテナ購入から22年, 気になってから11年, ようやく真実が判明しました。一応, 外に持ち出して建物から離れて計測してみましたがやはり28MHzでディップします。

An21_2

ミズホのピコシリーズは3.5MHz~144MHzまで各バンドのものがあり, 28MHz用短縮アンテナ「AN-28」も存在します。そこでピコシリーズの教祖的ホームページ, 7N4TTAさんの「SSC HomePage ミズホ通信 ピコトランシーバー」に保存されているAN-28の取説に掲載されているSWR特性グラフと比較してみたところグラフ形状がそっくりです… これは限りなく黒に近い灰色で私の持っているAN-21はAN-28です! また7N4TTAさんのホームページにはAN-21, AN-28ともアンテナの写真が載っておりコイル部の大体の寸法がつかめるのですが, 写真と見比べると私のAN-21はコイルの寸法が写真のAN-21, AN-28の中間くらいです。うーむ, 22年も経って今更文句言えないし, これはヤフオク経由でAN-21を入手して比較評価するしか無いですね。

ついでに八重洲無線の50MHz帯SSB/FMポータブルトランシーバー「FT-690mkII」用オプション短縮ホイップアンテナ「YHA-6 A」のSWR特性も計ってみました。こちらは周波数は55MHz付近が中心でまあ良いのですが, SWR値が2.5以上と悪いです。と言うか結構, 広帯域に見える? いや完全にはSWRが下がっていないため帯域が広いように見えるだけですね。
Yha_6_a

さて, 次はどのアンテナの特性を計ってみますか…

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コメント

ミズホのピコシリーズに興味が有りますが中古のリグはどのようなウエブサイトから入手出来ますでしょうか?昔はあまり気にしていませんでしたがQRPのグループに関係してからまだある時に買っておけば良かったと思っていますが あとの祭りです。中古リグ専門のウエブサイトみたいなのが有るでしょうか?
大場努

投稿: 大場努 | 2014年2月 3日 (月) 04時44分

大場さん,コメントありがとうございます。

私も5年ほど前に大場さんと同じようなことを考えてネットで散々探しましたがピコシリーズの中古機器を専門に扱うショップ,サイトは見つかりませんでした。先程,再度Google先生に問い合わせてみましたが状況は変わらないようです。

QRP無線機のキット販売は現在の方が多いのでは?と思うほど盛況な感はありますが,単体周波数のキット機を10種類以上生み出した1980年台ピコシリーズのインパクトは今でも圧倒的ですね。
私も80年代にピコ信者(と言うよりミズホ信者)と化し,極端な話,ピコシリーズに限らず当時のミズホ製品を全部欲しい。出来れば完成品では無くキット状態のものを。さらにはラックに至るまで周辺機器,オプションも全部欲しい。とずっと夢見ていました。しかし,今となっては流通量減少とそれに伴う価格高騰,資金不足とかで叶わぬ夢です。

中古機屋さんからの入手をお考えとなると,ある程度動作が保証されている安心感も求めておられると想像しますが,流通量比較でヤフオクに叶う入手先は皆無と思います。動作保証とかが弱いですが豊富な資金と時間さえあればヤフオクでほとんど手に入ります。4年前までの3年間程度毎日ヤフオクでピコ関連をチェックしていての感想です。

もっとも,この場合の時間単位は「10年」とかですが。10年間,根気よくヤフオクをチェックし続け,全ての資金をピコシリーズ入手につぎ込めれば10年後にはバラ色の未来が… 半分冗談ですが当たらず遠からずでこんな感じだと思います。

ちなみに私が毎日ヤフオクでの出品検索監視に使用しているツールは「AuctionExplorer!!」(略称AE2)と言う専用ソフトです。2004年から使用していますのでもう10年になりますね。
今はヤフオク監視はHFアマチュア無線機のカタログ入手のみです。AEのおかげでチェック漏れ無く,かつ楽にカタログが出品されたことを把握出来ています(この10年間ほぼ毎日カタログ出品をツールでチェック中)。おかげで40年前の希少無線機のカタログとかほとんど出品されない,それこそ10年に1回出品とかのレアカタログの8割がたは私が落札しています。多分,この分野で私のストックに叶う方はいないと自負しています。

ソフトについてですが,AEはヤフオクの頻繁な仕様変更に追いつけないことが度々あり,他に似たようなソフトは無いか何度かネットで探したことがありますがヤフオクの出品監視でAEを超えるソフトは10年経っても未だに無いと考えており(他の信者の方も同じように見ているようです),非常に優れたコンセプトのソフトです。ただ,残念ながらAEは現在シェアウェア(AE)からフリーウェア(AE2)移行期のため,Webサイトが閉鎖されており直リンクがありません。フリー版は機能も制限されており魅力半減のところはあります(それでも十分ですが)。なお,フリー化最大の目玉としてヤフオク標準のコンポーネントが組み込まれたためAE2は仕様変更耐性が格段に向上しているらしいです。

話が脱線して申し訳ありません。

気がかりなことがあります。2000年からの14年間アマチュア無線機のカタログ出品をずっと監視していていますが,ここ2,3年カタログの出品がめっきり減少しているのです。このネット時代にカタログとはもはや死語と言うところもありますが,ネットに精通した団塊の世代以降の方のアクティビティが下がっていることが容易に想像出来ます。私他,アナログ機器を欲する懐古趣味の方には冬の時代が到来したのでは,と本当に気がかりです。

投稿: JR7IBW/まつ | 2014年2月 3日 (月) 09時34分

AN28にミズホさんかアンテナを作った会社がシールを貼り間違えたんではないですかね?

投稿: | 2017年3月20日 (月) 20時46分

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