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2011年3月14日 (月)

最後は《無線通信》頼みか 通信インフラ崩壊

2011年3月11日(金)午後に発生した未曾有の大災害「東日本大地震」に伴い福島県喜多方市の通信インフラも影響を受けました。

3月11日(金) 地震発生直後(15時前~)
 ●フレッツ光でのネット接続が地震発生直後からつながらない。
  夜22時ころに回復。
 ●ひかり電話はつながるが制限されていて使えない。
 ●ドコモの携帯(2G)はつながっている。被災地との電話は未確認。
 ●ドコモの3G通信は可能。

3月12日(土)
 ●朝方はフレッツ光回線(ひかり電話)は使えたが, 午前中には遮断
  された。中継局の故障らしい。
 ●ドコモの携帯は2G, 3Gとも朝からつながらない。
 終日, 通信インフラが遮断された。

3月13日(日)
 ●フレッツ光, ひかり電話, ドコモ2G,3Gともつながらない。
  22時ころにフレッツ光, ひかり電話, ドコモ2G, 3Gとも回復。

3月14日(月)朝
 ●大船渡の親戚に電話するがつながらない。

フレッツ光, ひかり電話ともつながらない。
フレッツ光, ひかり電話ともつながらない

ドコモ携帯は2G, 3Gともつながらない。
ドコモ携帯2G, 3Gともつながらない

通信インフラが発達したこの時代に, まるでSF映画のような様相で, 数日間どことも連絡を取ることが出来ませんでした。テレビでは同じようなニュースばかりで, 岩手県大船渡市の特定地域情報など, 細かいことはいっさい分かりません。昨日, ネットが回復して大船渡の情報を検索するも, 情報を得たい人の掲示板記載は多いが, それに答える情報が殆ど無い状況です。

通信インフラが遮断されていた昨日にアマチュア無線で近隣の無線局から情報を得ると, 会津地域では既にガソリンスタンドでガソリンが枯渇し, 閉鎖が始まったとか, 生鮮食料品が入ってこない, などの情報を得ることが出来ました。

また, 国内全域をカバー出来るHF(短波帯)のアマチュア無線では盛んに各地の情報がやり取りされています。

極限状態ではアマチュア無線などの「無線通信」のみが双方向の通信インフラとして生き残るイメージです。
但し, アマチュア無線にしても, どの周波数帯(HF, VHF, UHF)が運用可能なのかや, 電源の確保, いつも無線機を持ち歩けない, など課題があります。

電池を内蔵し, かつ小型で持ち運び可能, マルチバンド(HF~UHF)の周波数運用が可能なアマチュア無線機としては唯一, バーテックススタンダード社の「FT-817ND」があります。
バーテックス社 FT-817

無線機の他, 各周波数にあった複数の種類のアンテナ, 予備バッテリー, 大型のソーラー充電器などもあった方が良いかも知れません。また, 位置情報を取得するためにスマートフォンなどでオフライン状態でGPSの情報を取得出来るアプリも必要でしょう(あるいはGPS機能付きアマチュア無線機)。
※アマチュア無線機を使うためには従事者免許と無線局免許が必要です。

FT-817NDを1台は車に, 1台は自宅保管として2台欲しいところですが, 資金がありません。地味に資金を貯めるとしますか。

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コメント

相模原市では、友好都市大船渡市支援で、通信確保をするため、アマチュア無線を有効活用したみたいです。
やはり、最後の砦は、アマチュア無線ですかね?
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/dbps_data/_material_/localhost/kikaku/113500/pdf/houdou/2011_03/20110313_02.pdf
http://sagamihara-musen.sakura.ne.jp/jg1zoo/

投稿: 無線大好き | 2011年4月 1日 (金) 20時11分

無線大好きさん, コメントありがとうございます。

紹介頂きましたレポートを拝見致しました。大船渡への厚い支援, 本当に感謝致します。
また, 紹介頂いたホームページの掲載情報から, 今回の震災での行政とアマチュア無線活動の状況を知ることが出来ました。

以下については, 無線大好きさんへのコメントと言うより, 不特定多数の方がご覧になることを前提に私を含め普段, 行政に関わっていない方に対するコメントと受け取って下さい。

同僚でアマチュア無線をやっている人(JR7JPC)が震災から1週間後に親戚がいる大船渡に行ったそうですが, 以下, その方が現地のアマチュア無線家から収集した情報のレポートです。(勝手な転載)

JR7JPC局の報告内容
1)震災直後はネットよりは通信手段として有効だが現地でオペレート
 する人がいない。(アマ無線も高齢化?)
2)自分が落ち着いて動けるころには報道ヘリが入っている。
 また衛星電話が地方自治体に配備され連絡手段がある。
 地方自治体がアマ無線の活動を重要視しなくなった。
 (やる事は否定しないが自治体の活動のじゃまになる様なら即
  撤収を前提にしている)
3)本当に必要な場所とタイミングは壊滅状態の町で地震直後24時間
 以内、自己完結出来る装備が必要。(ボランティアと同じ)

まさに, 上記に上げた通りと思います。

ご存じの通り無線家人口が減って高齢化しており, 不測の事態に備えた無線の装備は資金が必要で維持のための手間も掛かるしで, 大災害でアマチュア無線が活躍する場は, 現状では, たまたまそこにそのような装備を持ち合わせ経験を積んだ無線家がいた場合(偶然に近い)に限られると思われます。

現地からの情報を流す際の有効な通信手段は例えばツイッターなどのネットインフラだと思います。現地のアマチュア無線家からアマチュア無線を通じて情報を発信し, 受け手がツイッターに転載することでいち早く, しかも非常に効率良く情報が伝達されます。但し, 法規の試験で散々習った通りで, 無線通信では「通信の秘密」が大前提であり, だとすれば他の通信手段に気軽に情報は流せませんし, 復興までの期間があまりにも長く,どこまでが「非常通信」なのかを区切るのも難しいところです。

それでも, 私自信も今回の大災害でアマチュア無線が有効な通信手段だと改めて認識しています。

災害に備えた活動
1)アマチュア無線人口を減らさないよう啓蒙する。
 ※そもそも, 無線人口が減っては趣味として成り立たない。
2)災害時の機器がどうあるあるべきかを考え備えておく。
3)通信の秘密と重要情報の伝達をどこで折り合わせるか整理しておく。
4)災害時のアマチュア無線の役割について行政や勤め先との折衝。
5)日頃の訓練。

数年以内に国内で最大余震が起こる可能性もあり, 趣味を超えた責務のような危機感を持って望みたいところです。

投稿: JR7IBW/まつ | 2011年4月 7日 (木) 10時03分

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