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2015年6月

2015年6月24日 (水)

「串田法:VHF帯域電波観測」近畿地方での大地震予報

私は2011年に郷里で発生した東日本大震災の衝撃から「地震予知は可能なのか?」を考えることを自身のライフワークとして日々情報を収集しています。

さて,今回のタイトル『「串田法:VHF帯域電波観測」近畿地方での大地震予報』は2013年3月14日に投稿した記事と全く同じタイトルです。
幸い当時,大地震が起きることはありませんでしたが,串田法を用いて研究を継続している八ヶ岳南麓天文台代表の串田氏によると9年間におよぶ近畿地方大地震観測(会報からNo.1778長期継続特殊前兆と呼称)が「前兆が収束方向」であり今年2015年7月末に発生する可能性が高い,と報告し確証を得るための観測を継続しています。

長期前兆その後 - PHP新書「地震予報」フォローページ
長期前兆その後 - PHP新書「地震予報」フォローページ

私は串田氏の地震前兆観測情報(有料5000円/月)を一昨年2013年9月から受領しています。この情報には氏が日々観測して結論づけた各所の地震予測をデータと合わせて詳しく載せているですが予測された地震の場所,規模,時期が正確で外れたことがほとんど無いようです。但し,電離層伝搬観測の宿命と言うか規模の小さな地震,局所的な直下型地震は苦手としているようです。また,全国各地,数100ワット級FM放送局の電波を受信し観測の土台としていますが,氏曰く「地震観測専用のFM電波発信局」を全国の適地に配置してもらえばより観測の精度が向上すると主張しています。

私はこの他に
●JESEA(地震科学探査機構)による週刊MEGA地震予測
 有料216円/月
●地震解析ラボによる地震観測予報
 有料540円/月
も合わせて情報を得ています。

「MEGA地震予測」はもうすでに有名ですがGPS,測量学の世界的権威,東大名誉教授,村井氏などが開発した方法論に基づくもので国土地理院が全国に約1300点設置している電子基準点のデータを元に地震発生の大まかな時期や場所を報告しています。

週刊MEGA地震予測
週刊MEGA地震予測

村井氏の手法はフジテレビの「Mr.サンデー」などで度々紹介されており,その紹介内容などからも非常に説得力があり予測精度も高いように思われます。

「地震解析ラボ」は電気通信大学名誉教授,早川氏などが開発した手法でVLF(超長波帯電波)/ULF(極超長波帯電波)の放送局(日本の場合は電波時計用の放送局)の電波観測により地震の場所,規模,時期を予測しています。
この観測手法は私が以前に頼りにしていたHAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム 2013年に廃止)に近いものと認識しており私としては長波帯電波観測の切り札と見ており,予測結果を見る限りでは精度も高いようです。

地震予測情報
地震予測情報

早川氏の手法も最近多くのマスコミに取り上げられ注目されています。

串田法(FM)の他に村井氏の手法(GPS),早川氏の手法(VLF/ULF)でも近畿方面にアラームが上がれば,いよいよ地震発生の可能性が高いと考えています。また,最近,各所で地震,火山活動が活発になっており関連性は分かりませんが何かが近づいている感じはあります。

「正しく恐れ,適せん対処する」
を信条に少しでも役に立てればと思い引き続き情報を発信していきます。

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