バイク・車

2015年5月19日 (火)

ホンダ ミッドシップ「S660」試乗

今日は夢のようなひと時を味合うことが出来ました。

先月の4月に発売されたばかりのホンダ,ミッドシップ軽自動車「S660」が地元,会津のホンダ店(Honda Cars 福島 会津一箕町店)に5月18日~24日まで展示されることを知り,本日見物に行ってきました。そして試乗出来るのか店員さんに聞いたところ,何と試乗可能とのご返事を頂き早速試乗もしてしまいました!

私は大のホンダ党で特にホンダのミッドシップ車に強い思い入れがあります。
以前に書いた記事
復活? ホンダミッドシップ《BEAT/ビート》」2011/06/18

1996年にビートの発売が終わり,その後,何回かの経済バブルも経験したことで今後永遠に手が届く価格のミッドシップ車が発売されることは無いと思っていたのですが,ホンダがライトウエイトのミッドシップ車を復活させるとの噂が2011年に立ち,そしてとうとう今年2015年に本当に発売されてしまいました。
S660│Honda

まさに夢のような話です。

さて展示/試乗車ですが,
●ハイグレード「α」 218万円!
●CVT
●フレームレッドと呼ばれる赤色
●オプションのセンターディスプレイ付き
残念ながら屋根オープンでの見物,乗車,試乗は出来ず。

ホンダ S660

ホンダ S660

ホンダ S660

ホンダ S660

ホンダ S660

ホンダ S660

私はホンダびいきですので,以降ほめ殺し的な記述が多いと思いますのであらかじめ割り引いて読んで頂く必要があるかも知れません(と言っても大したことは書いていませんが)。

エクステリア
カッコ良い。
では身も蓋も無いですかね…
ビートの「つるっと感」とは対局にある自己主張の強いフォルムに見えます。
嫁さんと子供と一緒に行ったのですが,嫁さん曰く「普通車だと思っていた。軽自動車だとは思わなかった」だそうです。2シーターのためドアが大きく確かに横から見ると普通車に見えないことも無い。出っ張りが強いこともあり少なくとも「ちっちゃい! 」との感想は全く無かったですね。

インテリア
今風のホンダ車で不満的なものは無し。当然ですが荷物スペースはミニマムです。
特筆すべきは「座高の低さ」です。フィットの視界の広さに慣れている目で見るとまさに恐怖です。冗談では無く前が見えません(添付写真最後の座席の写真が私の目線に近いよ!)。オプションの「センターディスプレイ」も視界をさえぎっているため余計に怖いです。座高が極端に低いので乗り降りもちょっと不自由します。
半分寝そべって腕を伸ばしてハンドルを掴むスタイトのため軽自動車特有の圧迫感が逆に心地よいタイト感に変わっています。

試乗
2002年製の古い私のフィットよりも剛性が強いように思われます。オープンカーとは思えないしっかり感です。
エンジンの低速トルクが1500CCのフィット以上にある感じです。

エンジン
フィット L15A 110ps/5800rpm,143Nm/4800rpm
S660     S07A  64ps/6000rpm,104Nm/2600rpm

ターボの効果なのでしょうが普通に運転する分には全く非力な感じはありません。
残念ながら背中から轟くエンジン音ではありませんでした。ターボの「ヒューン」と言う軽めのタービン音がアクセルを踏むたびに聞こえます。ターボラグらしきものは全く感じず。

運転してみても視界が低く楽しいことは楽しいのですが周りが見えにくく恐怖感がありました(慣れの問題でしょうけど)。

試乗が町乗りでしたのでミッドシップ特有の回頭性はほとんど体感出来ませんでした。十字路を曲がる際にわずかに「押し出される感覚」が掴めました。


全体的な印象としてスポーツカーっぽい雰囲気を味わう車としては十分に合格点だと思いました。欲を言えばエンジンルームの音が意図的に希望の時だけ聞こえるように工夫されていれば文句無しです。

これで「S660を所有する」との人生の大きな目標が出来ました。
私,嫁さんと2台の車を所有していますので私の車が2シーターでも全く問題無し。燃費もそこそこのようだし不満無し。

但し,大問題があります。店員さんからのアドバイス。雪国特有の事情。
●屋根付きの車庫で保管。
●大雪の時は運転出来ないかも。
そう,「車の屋根がソフトトップ(正確には脱着式のロールトップ)」ゆえの非常にデリケートな管理が雪国では要求されることになります。大雪の日にS660で出勤し,会社の駐車場に停めて帰宅時には車の屋根が潰れていることがマジでありそうです。そこまでは気が回らなかった。言われて初めて想像出来ました。サードパーティ製でも良いので冬季専用のハードトップを出して欲しいところです。

今,S660を注文しても納車は来年だそうです。ネット情報では40台/日の生産だとか。単純計算ですでに1万台程度の受注があることになります。やっぱ,こういう車を欲しい方が結構いるんですねぇ。それにしても,ある意味,これ以上無い「最高の贅沢」です。

ところで,ネット情報では「S1000」なる1リッターミッドシップの上位車種が開発中だとか。S660の出来ばえからするとS1000も期待大。しかし,どっちにしても先立つものが…

さて,「ドリームジャンボミニ7000万」でも購入しにいきますか…

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2011年10月22日 (土)

ホンダ《ゼスト/ZEST TYPE D》

ついに買いました! と言いたいところですが, 私のフィットの車検に伴いディーラーから借りた代車の軽自動車です。

ホンダ ゼスト/ZEST ホンダ ゼスト/ZEST

昨年2010年11月に登録された, まだ新車のにおいがする現行車種です。ゼストスパークと合わせると一番低いグレードになりますが, 1時間ほど運転した感想としては不満点も無く必要十分です。

軽自動車ですのでフィットと比較すれば横方向の狭さが際立ち, きゅうくつですが, 慣れると気になりません。4速オートマのためかエンジン回転数は速度50kmで2000回転(フィットは1500回転)とちょっと高いのですが, 逆に出足が普通で非力さを感じません。後席の居住性も及第点で長距離移動でも耐えられそうです。

以前に嫁さんが乗っていた一番低いグレードの三菱ミニカと比べると広さや内装などが格段に良く, 通勤に使う程度ならゼスト(今どきの普通の軽自動車全般?)は十分すぎる車種だと思いました。

通勤などでほぼ毎日車を運転しますが, 最近感じるのはトヨタのエスティマ, 日産のセレナ, ホンダのステップワゴンなどの大きめのミニバンがめっきり少なくなったと言うことです。代わりに売れているのがよく分かるほどトヨタのハイブリット車, プリウスを見かけます。ここ数年で乗用車を取り巻く環境が大転換したと言うことでしょう。

多分今後50年くらいは景気が悪くて, かつ, 今の世界情勢からしてガソリン代が安くなることも無いでしょうから, 大型車が売れることはもう無いですね。かと言ってハイブリット車はまだ高い(あるいは後のメンテが面倒そう)イメージで, 全体として燃費, 価格のパフォーマンスが高い軽自動車などの小型で普通エンジンの車種にシフトいくと思われます。

憧れのホンダビートが2012年に復活との情報が数カ月前にありましたが, どうやらミッドシップレイアウトでは無いらしいとのこで, おもいっきりテンションが落ちています。なので, 次の購入車種は無難に高燃費の次世代軽自動車あたりとなりそうです。ゼストを運転してみて全くの無問題。トヨタもダイハツのOEMとは言え軽自動車に参戦するそうですので, 燃費競争の激化と合わせて「軽自動車の戦国時代」が到来しそうです。

何年後に買い換え出来るのか分かりせんが, 戦国時代を楽しく見守っていきたいところです。

ホンダ ゼスト/ZEST ホンダ ゼスト/ZEST
ホンダ ゼスト/ZEST ホンダ ゼスト/ZEST
ホンダ ゼスト/ZEST ホンダ ゼスト/ZEST
ホンダ ゼスト/ZEST ホンダ ゼスト/ZEST

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2011年6月18日 (土)

復活? ホンダミッドシップ《BEAT/ビート》

色々欲しいものがありますが, その中でとても手が出ない高額なものとして「ミッドシップカー」があります。

私の少年期は1970年代の「スーパーカーブーム」のころでしたので, 岩手県の片田舎までやってきたスーパーカーの展示会を見に行ったり, なぜだか一番好きだったのがドイツが誇るRR:リアエンジン・リアドライブのスーパースポーツ「ポルシェ 911ターボ」で, 2, 3台プラモデルを組み立てて飾っていたことがあります。

ポルシェ「911ターボ」 1975年 3000cc フラット6SOHCターボ/ネット値換算で230PSくらい
下記写真は911カレラ
ポルシェ 911カレラRS

そう言うことで, スーパーカーに思い入れがあり, いつの日にか手に入れたいと思いつつ既に中年の域に差しかかってしまいました。

ところで, スーパーカーの定義と言えば
1)超高出力エンジン
2)エンジンのレイアウトが, ポルシェを除けば, 操縦性と駆動能力が
 良いとの理由により
 「MR:ミッドエンジン・リアドライブ」(エンジンが車体の中心)
 通称「ミッドシップ」
3)エンジンが6気筒以上
4)2シーター
5)超扁平タイヤ(幅がある割にものすごく薄い)
6)価格が1000万円以上
とかだと思います。

海外の名門メーカーは別として, 国産で初のミッドシップカーが世に出たのは1984年発売のトヨタ「MR2」です。

トヨタ「MR2」 1984年 1600cc 直4DOHC/ネット値換算で110PSくらい
下記写真は2代目のSW20型(2000cc 直4DOHCターボ/245PS)
トヨタ MR2

この車種の登場で, スーパーカーで無くとも, ミッドシップのスポーツカーなら良いのでは? と思うようになりました。何よりも座席が2つしかないことが代えがたいほどの贅沢です。なのでMR2なら何とか買えると思って, 心には留めていましたが, 家族も乗せるとなると4人乗りが前提となり, ついぞMR2購入の夢はかないませんでした。

その後, バブル景気の波に乗ってホンダから2種のミッドシップカーが発売されました。

ホンダ「NSX」 1990年 3000cc V6DOHC/280PS
ホンダ NSX

ホンダ「BEAT/ビート」 1991年 660cc 直3SOHC/64PS
ホンダ BEAT/ビート

NSXは2005年ころまで発売された, 日本車で唯一のスーパーカーであって, 価格が1000万円前後する夢のような車種です。とても手が出ないのですが, それでもいつかは手に入れたいと思いつつ特集誌を買って眺めていました。

購入した特集誌(1995年前後)
CARトップ GT SERIES No.1 NSX モーターファン別冊 最新NSXのすべて

ちなみにNSXを運転したことはありませんが, 当時, 近所のベルノ店に巡回してきた展示車の運転席に座ったことがあります。むちゃくちゃ目線が低くて, さすがスーパーカーと妙に感動した記憶があります。

と言うことで, 本命はビートでした。軽自動車のサイズに世界初のミッドシップフルオープン2シーターモノコックボディと10000回転近くまで回る超高回転エンジンをおごった, 今の時代では想像も出来ないハイテンションな車種です。世界広しと言えど, こんな遊びゴゴロ満載のクルマを生み出すのはホンダくらいのものですね。残念ながら, ビートは短命に終わり1996年で販売が終了しましたが, 人気車種のため今でも中古車市場が活況です。実は私の近所の酒屋でもイエローのビート1台が置いてあって, ずっと目をつけていたのですが, 数年前に20万円で手放すと打診されました。しかし, 買い換えタイミングでも無く, 趣味用としての2台持ちとしてはちょっと高くて, 泣く泣くあきらめた過去があります。

さて前置きが長くなりましたが, そのビートが軽自動車のサイズでは無いかも知れませんが, 2012年に復活するらしい, との報道がありました。

私にとって, これはすごいニュースです。我が家では私用と嫁さん用に2台のホンダフィットがありますが, 私が乗るフィットは通勤用で殆ど私しか乗らず, 極端な話, 座席は1つでも良いのです。なら, 買い換える車種は2シーターでも十分に良いわけで, 次回買い換える時はビートでも良いことになります。んー, 何と言う贅沢。こんな日が来るとは。

でも… 私のフィットは経済的な理由で, 壊れない(あるいは極端に調子が悪くならない)限りは20年間/20万Kmまで乗りつぶすつもりです。まだ9年/9万Kmです。最近は年に1万Kmも走りません。と言うことは後11年…

憧れのビートに乗れる日は, 果てしなく遠い。

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2010年10月22日 (金)

ホンダ《フィット 13G》(DBA-GE6)

購入しました! って言いたいところですが, 嫁さんフィットの車検に伴い借りた代車です。

ホンダ「フィット 13G」(DBA-GE6)
FF 無段変速オートマチック(CVT) 1.3リッター i-VTEC

昨年2009年7月に登録された, まだちょっとだけ新車の匂いがする現行車種です。ナビ「Gathers VXM-090CV」が付いています。

Fit_1 Fit_2
Fit_3  
Fit_4 Fit_5
Fit_7  

私のところでは2002年製1.5Lと2005年製1.5Lの2台のフィットに乗っているため, 新型フィットには非常に興味があります。

早速運転してみたところでは下記感想です。

1)普通に走る分にはエンジン音が殆どしない。とても静か。
2)エンジン音が低い理由かも知れないが, エンジン回転数が低い。
 私の2002年1.5Lが60km時に1500回転とすると1000回転ちょっと。
3)当たり前だが内外の大きさ, 重さ, 乗り心地はさほど変わらない。
 ボディ剛性は向上している感じ。
4)1.3Lエンジンは1.5L車よりはちょっと非力。
 ※ディーラーの方の話では, 以前のフィット1.5Lと今のフィット1.3Lは
  同じ馬力とのこと。私の思い違い?
5)フィットは発売当初から燃費表示機能があるが, 新たに
 「瞬間燃費表示」機能がついた。これはすごい。
 アクセルの踏み込み具合でバーが横に伸び縮みする。
 気になってアクセルを踏み込めない。
 Fit_8
6)ドアミラーが1.5倍くらい大きくなっている。見やすい。
7)盗難防止のセキュリティシステムが付いている。
 Fit_6
8)軽量化のためかスペアタイヤが入っていない!
 代わりにパンクを修理するための
 充填剤, コンプレッサーなどが装備されている。
 Fit_9
9)止まった時にエンジンを止める機能は付いていない。

フィットのイメージはそのままに着実に進化しているようです。エンジンストップ機能があれば更なる燃費向上が見込まれますね。

さて, 我が家では車の走行年数で最低10年以上乗り換え無しで行きたいと思っているので, 次の車を買えるのは早くても2012年。出来れば2015年までは持たせたい。そのころには今月発売された「フィット ハイブリット」の中古も安くなっているかな?

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2009年11月28日 (土)

ホンダフィットにETC取り付け

先日納車された嫁さん用の中古ホンダフィットにETC車載器(以下ETCと表記)を取り付けました。民主党政権となって高速道路無料化が実現しそうな昨今, ETCを付けるか迷いました。

ETCを付けるか迷った理由と検討したこと
1)嫁さんは進入時の合流が怖くて高速道路の運転経験が殆ど無い。
  →高速道路が無料化されたらメリットが大きい。嫁さんは月に1回程度は
    実家方面(距離80km)に国道経由で行くが磐越道を通った方が距離が短
    いため使わない手は無い。無料化しても磐越道は多分あまり渋滞無い
    だろうし。ETC付けるから, 合流は練習して今から慣れろ! と言うこ
    とで。
2)ETCはカー用品店で取り付けると結構高額で今からでは元手が取れない。
  →一番の鬼門。とにかく高い!
    例えば, 売れ筋の「三菱重工 ETC車載器 MOBE-500」の場合
      ・本体価格      13,800円
      ・セットアップ    2,625円
      ・取り付け        5,250円
      ・計            21,675円
      ※オートバックス, イエローハットとも同額。
        もちろん, 何かの割引サービス利用で安くはなる。
        なお,「セットアップ」とはETCに車両情報を書き込む作業で必ず
        必要。個人では出来きず登録されたセットアップ店でのみ可能。
    解決策として
      ・セットアップ込みの本体をネットオークション(ヤフオク)経由で
        安価に入手する。
        →ヤフオクで10月29日に「三菱MOBE-500B」を落札済み。
          セットアップ代と送料込みで計7,980円と激安!
          (商品代金+セットアップ代7,000円+消費税350円+送料630円)
          ちなみに「価格.com」での10月29日当時の本体最安は7,500円で
          セットアップ代, 送料別のため, ヤフオク経由がかなり安い。
      ・取り付けは自分でおこなう。ネットに多数参考情報あり。
    これにより費用は21,675円→7,980円(+α) で1/3に!
    ※+αは落札代金振込手数料260円とヒューズ電源の代金399円
3)高速道路が無料化しそう。今からETCを付けても元が取れない。
  →来年22年度は北海道, 九州のみ無料され効果確認とのこと。本州は少
    なくとも丸1年以上無料化の予定は無い。さらに最近の情報では, 歳出
    が膨れ上がるため高速無料化は見直しの方針らしい。と言うことは,
    今からETC付けても元が取れる可能性あり。

コスト3分の1でかつ投資1万円未満, 元が取れる! 自分で取り付け出来そう… と言うことでETC取り付けを決意しました。

車           2005年製ホンダフィット1.5A
ETC車載器     三菱重工 MOBE-500B(ブラック)
取り付け日    2009年11月28日(土)
必要な工具    プラスドライバー(太いものと極細のもの)
              ラチェットレンチ(10mm)
              ハンドドリルと径2mm程度のドリル歯
              平やすり, 棒ヤスリ
              カッター, ニッパー
かかった時間  約2H ネジ締めで苦戦し+1Hかかった。

●MOBE-500B箱
Mobe500_1
●MOBE-500B中身
本体は既にセットアップ済みです。
Mobe500_2
●ヒューズ電源ケーブル交換
まず, カー用品店でヒューズボックスから電源を取るための「ヒューズ電源」を買ってきます。ETCには電源を取る部品として分岐コネクター付きケーブルが同封されてきますが, 分岐コネクターは刃物でケーブルに切り込みを入れて通電分岐する構造のため, それを嫌ってヒューズ電源に交換します。
ヒューズ電源には平型, ミニ平型, 低背型の3種があり, さらにヒューズのアンペア値で数種類に分かれます。フィットの場合, 「ミニ平型タイプ」です。私はイエローハットで5Aヒューズのものを399円で買ってきました。ヒューズ電源は, 一方がキボシのメス端子となっており, 途中にヒューズケース, もう一方がミニ平型コネクタ(車のヒューズボックスに装着)となっています。
ETCに付属している電源ケーブルのキボシ箇所から先のヒューズ, 分岐コネクターケーブルを外して, 買ってきたヒューズ電源のケーブルをキボシに差し込みます。
Mobe500_3
Mobe500_4
●アンテナ取り付け
バックミラー上付近の見やすいエリアに両面テープでアンテナを固定します。アンテナケーブルはフロントガラスの縁に指先でねじ込んでいきます。
Mobe500_5
●Aピラーの裏にアンテナケーブル通し
Aピラーの内張りを取り外しアンテナケーブルを通します。内張りは手で簡単に外せます。他のケーブルが通っているのでアンテナケーブルを付属のロックタイで束ねます。なお, 内張りは外すのは簡単ですが取り付け時はコツがいります。そのまま取り付けるとゴムパッキンを巻き込んでしまい内張りが浮いてしまいます。付ける際は指でゴムを浮かせて内張りの上にゴムが乗るようにはめ込んでいきます。
Mobe500_6
●アンテナケーブル引き込み
運転席下ヒューズボックスのネジ2本を外して蓋を外します。右側からアンテナケーブルが出てきます。
Mobe500_7
●ヒューズボックスの蓋加工
電源, アンテナケーブルを通すためにヒューズボックスの蓋を加工します。ドリルやピンバイスで写真の印の位置に穴を空け, 棒ヤスリで四角くくり抜きます。
Mobe500_8
●電源, アース配線
ヒューズボックスのACC電源(エンジンがかかると電源ON)に電源ケーブルのミニ平型コネクタを差します。アース線はヒューズボックスに2カ所あるアース用ネジ(六角ナット締めつけ)のところに固定します。2005年製フィットは27番端子がある段がACC電源です。私は27番端子からACC電源を取りました。なお, 27番端子にはカバー用コネクターがついていましたので, そのコネクターを外してから電源コネクターを取り付けました。
MOBE-500はACC電源のみですが, ETC車載器の機種によっては「常時電源」の接続も必要なようです。
2005年製フィットはヒューズボックスの27番段がACC電源ですが, 年式によっては場所が異なるかも知れません。
余ったケーブルはヒューズボックス奥の隙間に束ねて押し込みます。アンテナケーブルは折り曲げ出来ないためループ状に束ねます。
Mobe500_9
Mobe500_a
●ETC取り付け
2005年製フィットの場合, エアコンつまみとハンドルの間にちょうど良いスペースがありますので付属の取り付けプレートを両面テープで固定しETCを取り付けます。
実はここで1時間以上かかりました。ETC本体をプレートに固定するためにネジ止めするのですがネジそのものが小さくて扱いにくく, かつ顔を向けるスペースが無いため手さぐりでネジ止めしました。何度もネジを落とした挙げ句にようやく締めました。
Mobe500_b
Mobe500_c
●ケーブル取り付け
ヒューズボックの蓋に空けた穴を介して電源, アンテナケーブルをヒューズボックスから出しETC本体に取り付けます。ケーブルはロックが掛かるまで確実に押し込まないと外れますので差し込んだ後, ケーブルを軽く引っ張って止まっているか確認します。なお, 付属のケーブルクランプは粘着力が弱くダッシュボードに貼りつきません。別途, ケーブルクランプを購入し交換予定です。
Mobe500_d
Mobe500_e
●動作確認
エンジンキーを回して電源を入れると「ETCカードを入れてください」とアナウンスされます。カードを入れると「ETCカードを認識しました」と言われます。多分これでOKです。

作業にかかった時間は約2時間です(正味1時間)。事前にネットでETC取り付け方法の記事に十分に目を通しシミュレーションしたため, 殆どトラブル無く短時間で完了しました。ネット時代のなせる技ですね。

なお, この記事はご自信でETCを取り付ける方の手助けになればとの思いもあり掲載しているものではありますが, 自信での取り付けを推奨しているものではありません。自己責任でのご対応をお願い致します。

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2009年11月17日 (火)

2台目フィットの加速が…

先日購入した中古の2005年製ホンダフィット1.5A(4WD)ですが, 何げに加速が悪いです。1台目のフィットも1.5(2WD)で同じエンジンですが, それに比べると同じようにアクセルを踏んでも10kmくらいの速度差が出ます。2台目の1.5Aはアクセルが重い感じ。最初に想像したのは
●車が重い。→2台目1.5A 4WDは1090kgで1台目と変わりません。
極端に重い訳でも無いらしいです。次ぎに考えたのは
●電子制御が前所有者の癖に合わせてある。→?
昔, 1台目のフィットを購入する際にカタログで読んだ記憶があります。エンジンの電子制御(PGM-FI)がエンジンコントロールをドライバーのアクセルの踏み方の癖に合わせていく…と。でも1.5Aが載っているカタログにはそのような記載は無く定かではありません。
で, たまたまネットでCVTの長所短所を調べていたら「CVTはATに比べて伝達効率が悪く"滑り損失"が発生する」との解説を見つけました。解説を読むとなるほどと思われます。CVTが効率が悪いとは知りませんでした。滑り損失… マニュアルで言うところのチョット半クラッチ, 確かに運転した感じでもクラッチが滑っているようなイメージです。フィット4WD車特有の現象か, それとも購入した中古車固有の問題か… 4年落ち, 7万キロ走行の車ですがどうなんでしょうか?

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2009年11月14日 (土)

ホンダ フィットが2台

我が家の自家用車が2台ともホンダのフィットになりました(^^;
私の車は前から初代のフィット1.5でしたが, 嫁さんの車(三菱, ミニカ)で10月にエンジンからオイル漏れがあり中古車に買い換えました。ミニカはまだ新車から4年, 7万キロしか乗っておらず今年6月にディーラーで車検を受けたばかりでしたが, 10月24日(土)にオイル漏れを発見し, すぐにディーラーに向いましたが途中でオイルランプが点灯する事態に。そのためガソリンスタンドでオイルを足して(と言うより殆ど残っていなかった), 何とかディーラーにたどり着き無料で修理してもらいました。三菱は以前に品質問題がありましたので怖くなって買い換えを決意し翌日の10月25日(日)には中古車を購入しました。

中古車購入の選定条件
1)コンパクトカーが希望, Kも大きいのも嫌 嫁さんの希望
2)4WD 雪道,氷結路が怖い 嫁さんの希望
3)ミッションがCVT(無段変速機)のもの 燃費最優先 私の判断
4)ミニカと同じ年式かそれより新しいもの(2005年製以降)  私の判断
5)予算 車体価格70万円以下 私の判断

色々調べたところ, 何とCVTで4WDのコンパクトカーはホンダのフィットしかありませんでした。車種が1種となったことで選定が楽になりましたが, フィットの4WD車は出物が少なく, 近郊では福島県郡山市のホンダカーズの1台(2005年製1.5A, 車体69万円)しか見つからず, その1台に即決しました。で, 昨日11月13日(金)にその車が納車されたしだいです。ビビットブルーの青がフィットのシルエットによく合い気に入りました。なお, 2007年以降の新型フィットでは4WD車にCVTの設定が無くなり5ATとなりました。CVTはまだ発展途上で4WDでは負荷が掛かりCVTの寿命に影響があるそうです。

と言うことで意図した訳では無いのですがフィットが2台… 今回の中古車を含めて私が購入したバイク2台, 車4台は全てホンダ車です。一応, 筋金が入ったホンダ党ではありますので面目は保てたかなと。でもフィットが2台並んでいるのを見ると, もっと違う選択肢は無かったかな~とちょっと後悔もあります(例えばホンダならモビリオにするとか)。

なお, ミニカの嫁ぎ先ですが嫁さんの実家に譲渡することにしました。品質が疑われる車を親戚に渡すのも変な話しなんですが… 後は祈るばかりです(^^;

Fit

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