携帯・デジカメ

2011年7月 1日 (金)

《ドコモ あんしんスキャン》導入 REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」に関連し, 本日7月1日, ドコモから無料のセキュリティサービス「ドコモ あんしんスキャン」が提供開始されたため, 早速ダウンロードして使ってみました。

まずAndroidマーケットから専用アプリ(Android2.1以降に対応)をダウンロードしインストールします。
ドコモ あんしんスキャン Download

起動するとMcAfee社のアプリ(VirusScan Mobile)が立ち上がるようで, 定義ファイルが自動で更新され, 以降は常駐し自動監視に移ります。

定義ファイル自動更新        メイン画面
定義ファイル更新 メイン画面

ドコモのホームページでこのサービスの説明を読むと各種のスキャンと自動定義ファイル更新からなっており, パソコン用セキュリティソフトの簡易版と言うイメージです。

取り敢えず手動でスキャンしたところ, 35779ファイルをチェックして感染は0でした。一安心。
手動スキャン結果

これで取り敢えず, 最低限のセキュリティが確保されました。まさか, ドコモがいち早く無料でこう言うサービスを開始するとは思ってもいませんでしたので嬉しい限りですね。

ところで, いつもの「Linpack for Android」でドコモあんしんスキャンインストール前後でのCPU負荷を計測比較してみました。
結果, 10回平均で「-0.96%」(もしかして誤差範囲?)と小幅なスピードダウンとなりました。もちろんスキャン時などフルにアプリが動作している場合は大幅にスピードが落ちるかも知れませんが, 普段使う分には動作していることをを意識しなくて良いようです。    

Linpack for (Ver.1.2.8)
before after
1回目  34.414  33.574
2回目 34.599 34.128
3回目 35.195 33.996
4回目 34.642 34.065
5回目 34.685 34.302
6回目 34.288 34.330
7回目 34.400 34.260
8回目 33.790 34.190
9回目 34.528 34.162
10回目 34.120 34.344
平均 34.466  34.135  -0.96%

Linpackの画面

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2011年5月30日 (月)

欲しい 久々のキワ物 Windows 7 ケータイ《F-07C》

ドコモの2011年夏モデルとして6, 7月ころに発売が予定されている富士通製の新型ケータイ「FMV LOOX F-07C」が非常に気になります。

この新型ケータイは, 何とマイクロソフトのパソコン用OS「Windows 7 Home Premium」を搭載しています。発売が開始されて間もないスマートフォン向けのOS「Windows Phone 7」ではありません。

富士通 FMV LOOX F-07C
富士通 FMV LOOX F-07C

製品名に「FMV LOOX」を冠している通り, 性能, 機能としては超小型のネットブックパソコンそのものです。普通のスマートフォン+α程度の大きさでありながら, Windows 7が(ちょっと遅い程度で)普通に動作するとなると驚きの大きさです。
※メーカーはWindows 7動作パソコンとしては世界最少と言っています。

活用スタイルとしてiモードケータイのOSが常時起動しており, 都度, Windowsを起動して使うイメージです。

割り切った設計のため, おサイフケータイはiモードでのみで使用可能, 逆にWi-Fiはパソコン側でみ使用可能, などの制約があるようです。

5カ月間レグザフォンを使って思うのは, まだ, Windowsパソコンの代わりにはならない(私自身の記事), と言うことがあります。オークション系やExcelなど, パソコンで常用しているソフトを超小型端末でもそのまま使いたいのですが, Android機で重いアプリが充実して来るまでには後, 数年かかりそうです。それまでの間は超小型Windows機「F-07C」がその期待に答えてくれそうです。

F-07Cにはワンセグ, 防水機能がありまあせん。私自信のスマートフォンにおける必要事項として「ワンセグ, 防水」機能が必須ですので, F-07Cは非常に欲しい機種だとしても, 今のところ買い換えの対象にはなりません。もちろん「2台持ち」なら選択肢となりますが, 我が家の経済レベルでは立ち行きません。また, パケ・ホーダイが外部機器接続扱いとなり上限額が月額1万円以上でこれも大きな足かせです。

また, F-07CはWindows起動時はバッテリーが2時間も持たない, とのことですので, 大容量外部バッテリーを持参とか対策が必要です。

手持ちのノートパソコンや不要物を捨て値で売った代金を頭金にF-07Cを購入し, 2台持ちと言うよりは唯一のモバイルパソコンとして使うなら購入の動機付けにはなるかも… いや, 後1年くらい待てばもうちょっと進化したF-07C後継機が出るかも…

さて, どうしたものか…

それにしても富士通(富士通東芝)はスマートフォンでいち早く「クレードル」「防水」機能を搭載してくるし, 今度は考えもしなかった超小型Windows機を出してくるあたり, 何ともピンポイントですね。

世界広しと言えども, もはやWindows 7が動作する手のひらサイズのUMPC(Ultra-Mobile PC)を扱っているのは下記7社くらいでしょうか? 富士通には是非今後もUMPCを進化させ続けて他社を奮起させていって欲しいところです。

手のひらサイズのUMPC製造メーカーと製品
●富士通 「FMV LOOX F-07C」
●Sony 「VAIO Type P」(ちょっと手のひらサイズとは言いがたいけど)
●東芝 「Libretto W100」
●韓国Yukyung Technologies 「Viliv」
●モウマンタイ 「E-KING M5」
●アメリカOQO 「model 03」
●Ocosmos 「OSC1」


F-07C 基本スペック
本体サイズ    約125W×61H×19.8Dmm, 約218g
ディスプレイ   4インチ, WSVGA(1024×600ドット)
キーボード    スライド式のQWERTYキーとトラックボール
無線LAN(Wi-Fi)  IEEE802.11b/g/n(Windowsモードでみ動作)
3G        下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbps
Bluetooth    2.0+EDR(iモードでのみ動作)
赤外線      搭載(iモードでのみ動作)
おサイフケータイ 搭載(FeliCa, iモードでのみ動作)
カメラ      32万画素CMOSインカメラ
         510万画素CMOSアウトカメラ(iモードでのみ動作)
ワンセグ     非搭載
防水      

パソコンモードのスペック
OS        Windows 7 Home Premium(32ビット版)
CPU       インテルAtom Z600(1.2GHz, HTテクノロジー対応)
         ※放熱や消費電力の関係から600MHz固定で動作
グラフィックス  CPU内蔵GMA600
メモリー     1GB(増設不可)
ストレージ    内蔵32GB+microSDカード最大32GB
主要ソフト    Office Personal 2010(2年ライセンス版)

ケータイモード
OS        Symbian OS(富士通製iモードケータイ標準)

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2011年5月25日 (水)

Flash Player検証 REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」について, 重いFlashページがまともに動作するのか検証してみました。

5月18日から提供されているT-01CのAndroid 2.2へのアップデートで最大の目玉は「Adobe Flash Player 10.1搭載」ですので, これでようやく殆どのホームページを正常に閲覧出来るようになり, かつ, Flashゲームなども動作可能になると思われます。
※私のT-01CはアンドロイドマーケットでFlash Player 10.3にアップデート済みです。

まずはFlashゲームを検証してみようと, Googleで適当に検索して, Flashゲームのサイトにたどり着き, 操作説明を読んだみたところ, マウスやキーボードで操作することが前提となっていました。パソコンでの操作を前提としていますので当たり前と言えば当たり前ですね。なので検証出来ず。

ならばと言うことで, フルFlashで制作されたゲームサイトでありながらも, 殆どマウス操作の必要が無い
CINEMA KEIBA JAPAN WORLD CUP 3」(いつの間にか"3"になっている…)
を題材にしてみました。このゲームサイトは最少で横800×縦600の画面表示となるようです。

このサイト, 私のメインデスクトップパソコン(Intel Core 2 Quad + GeForce 8600 GT + WinVista機)では何の支障も無く動作します。
※インタネット回線は1MBps?程度以上の速度が必要。
メインパソコンで表示 快適

次にレグザフォン+標準搭載のブラウザーで動作させたところ,
このビデオはモバイル用に最適化されていません
と表示されました。
レグザフォン 注意表示が出る

音声は途切れることが無く問題無いですが, ディスプレイに画面全てが納まらず, 画面動作がカクカクしていて, 動きの早いシーンでは画面が間引きされ, 実用に耐えません(なお, 画面は縮小表示出来ず)。
※ネット回線はWi-Fi経由でフレッツ光
レグザフォン 画面が入らない, カクカク

では遅いパソコンではどうか? と言うことで, Pentium3-M 800MHzのノートパソコンで動作させてみたところ, 最悪な状況でした。音声は途切れ, 画面は音声から遅れる上に常時途切れています。全く実用に耐えませんが「最適化さていません」のような表示はありませんでした。
古いパソコン 実用に耐えない

               画面サイズ 画面動作 音声
今風のパソコン     ○        ○     ○
超遅いパソコン     ○        ×     ×
レグザフォン       ×        △     ○

上記の結果から判断し, レグザフォンでの「最適化さていません」の表示は, 動作が最適化されていないのでは無く, 画面サイズが合わないよ, と言っているように思われます。
だとすれば, 現在最大画面サイズ960×640のディスプレイ+最新デュアルコアCPU+最新GPUのAndroid機とかがあるとすれば問題無く表示されるのでは?

少なくとも, レグザフォンは画面が広ければPentium3 800MHzパソコンよりはよほどマシのようですので, 性能的にパソコンの代わりになる印象です。

ところで, どうでもよいのですが, 今回のFlashゲームサイト「CINEMA KEIBA JAPAN WORLD CUP 3」はJRA(日本中央競馬会)の新型馬券「5重勝単勝式『WIN5』」の4月24日発売記念キャンペーンとして登場したようです。
JRA 5重勝単勝式「WIN5」

競馬の斜陽傾向が見え始めた90年台後半から徐々に馬券の種類が増えてWIN5の登場により, 昔は単勝, 複勝, 枠連の3種類だったものが, いつの間にか, 単勝, 複勝, 枠連, 馬連, 馬単, ワイド, 3連複, 3連単, WIN5の9種類と3倍になってしまいました。

WIN5はキャリーオーバーが導入され, 最高払戻金が2億円!予想をコンピューターに任せる馬券購入方法もあり, もはやロト6, TOTO BIGと同列な超低確率, 超高配当の「宝くじ」となってしまいました。WIN5では早くも発売開始1カ月後の5月22日に払戻金1億4685万110円が出ています。

私はとうの昔に競馬から足を洗い, 競輪, 競艇とかもやらず, パチンコにいたってはホールに入ったことすら殆ど無く, タバコを止めて1年以上経ち, そう言えば酒も1カ月に2, 3回しか飲まず, で至って健全な生活のようにも思っていますが, この「WIN5」, ちょっと心が動きました。年に2回×3000円くらいなら買っても良いかな? さて, どうしたものか…

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2011年5月18日 (水)

OSバージョンアップ Android 2.2 REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」について, 待ちに待ったAndroid 2.2へのOSアップデートが本日5月18日に公開され, 早速アップデートしました。

まずは「REGZA Phone T-01Cのバージョンアップ情報」にて注意事項やアップデート手順を確認しておきます。

アップデートファイルは容量が50MByte程度あるため, 3Gでのダウンロードは想定されておらず
1)本体+Wi-Fi経由
2)パソコン側でダウンロードし本体のSDカードにコピー
の2通りのダウンロード方法になります。なお, インストールに際しSDカードの空き容量が1.5GByte程度必要のようです。

T-01C本体からアップデートの場合, まず, T-01Cから「T-01C OSバージョンアップトップ」ページにアクセスし, 「OSバージョンアップ用書き替えパッケージ」をダウンロードする必要があります。

このアプリを起動するとアップデートファイルのダウンロード, 解凍, インストール, 再起動がおこなわれますので画面の指示に従い操作していきます。

私は本体+Wi-Fi経由でOSをアップデートしました。
OSアップデートの所要時間は
1)ダウンロードで約4分
2)ファイル解凍で約9分
3)インストール, 再起動で約16分
計もろもろ約30分+αの時間で, 特に支障無くアップデート出来ました。

Android 2.2アップデート後
Androidバージョン
 2.2.2
ベースバンドバージョン
 5014.1906.11
カーネルバージョン
 2.6.32.9・rel
 ftml-android@ftml#1
ビルド番号
 FFR002

OSがAndroid 2.2になることで追加される機能
・Adobe Flash Player 10.1搭載
・microSDカードにアプリダウンロード可能
・アプリの実行速度の2~5倍に高速化
・アプリの自動アップデート/一括アップデートが可能
・文字入力時における「音声入力」機能搭載

T-01C独自の機能
・NX!Contacts(電話帳)機能追加
・連絡先のグループ登録機能追加
・連絡先のBluetooth送信機能追加(1件送信)
・ワンセグへ録画予約機能を追加
・eトリセツ(取扱説明書アプリ)の追加
・スリープ中のWi-Fi設定メニューの追加
・静止画撮影サイズに1920×1080(HD1080)を追加
・表示フォントにモトヤフォントを追加
・ATOK最新バージョン対応
・RZタグラー搭載(REGZA 液晶TV, レコーダーのリモコンアプリ)
・バイブ設定がさらに便利に
・モシモカメラ エフェクト&ズームを追加

取り敢えず, 私自信の不満点だった下記項目についてですが
1)動作緩慢, もっさり
 →明らかに早くなりました。ブラウザの起動なども早いです。

2)充電状態でもスリープ時にWi-Fiが切断される。
 →設定が追加されたようですが, どこで設定するのか分からず。
  初期設定はスリープ状態でWi-FiがOFFになるようですが…
  [追記]設定→ワイヤレス設定→Wi-Fi設定→MENUボタン押して詳細設定
     で設定出来ると教えて頂きました。
  

  
3)電話帳が分類出来ない。
 →連絡先アプリを起動してみましたが, 新しく追加されたはずの
  グループ分けの項目が見つからず。後日ゆっくり確認してみます。
  [追記]連絡先→MENU→表示設定→グループパレット追加で扱えました。

以上, 以前からの不満点も解消されているっぽいです(みんな同じような不満を持っていたのでしょうね)。後はバッテリーがらみの変な挙動が無くなっていれば◎なんですが…
その他, 気になる点は追々確認予定です。

また, 客観的な指標として, ベンチマークアプリ2種を使ってアップデート前後の計測値を比較してみました。

Linpack for Android  Version1.2.6
SmartphoneBench 2.0

このベンチマーク結果から
1)CPUで3~6倍
2)グフィックで1.4倍
3)ファイル書き込み速度で2.7倍
などの性能向上を確認出来ました。単純な平均値比較では総合で2.2倍の性能向上となっています。それにしても, OSのバージョンアップでCPU速度(と言うか性能と言うか)が大幅に向上すると言うのも新鮮と言うか不思議な感覚ですね。

Linpackの結果 左:アップデート前, 右:アップデート後
Linpackアップデート前 Linpackアップデート後

SmartphoneBenchの結果 左:アップデート前, 右:アップデート後
SmartphoneBenchアップデート前 SmartphoneBenchアップデート後

ベンチマーク結果比較

     アップデート前      アップデート後 割合
Linpack for Android Version1.2.6 
        6.508MFLOPS        32.456MFLOPS 499%

SmartphoneBench 2.0
3D(テクスチャあり)
              32FPS               32FPS 100%
文字列描画
              21FPS               32FPS 152%
ライン描画
              22FPS               32FPS 145%
多角形描画
              24FPS               32FPS 133%
透過PNG描画
              22FPS               32FPS 145%
整数演算計測
         9.110point         60.009point 659%
浮動小数点演算計測
        73,066point        274,000point 375%
ファイル書き込み
    544,337Byte/sec   1,485,936Byte/sec 273%
ファイル読み込み
262,144,000Byte/sec 318,572,800Byte/sec 122%
SQLite 25,000 INSERTs
          4,126msec           3,629msec 114%
100 SELECTs on a string comparison
            209msec              90msec 232%
2500 UPDATEs with an index 
          9,442msec          12,932msec  73%
DELETE with an index 
          7,157msec           6,968msec 103%
                           平均向上割合 223%

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2011年5月 2日 (月)

4カ月使って REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」について, 使用を開始してからはや4カ月以上が経ちました。

そこで良いと思ったことと, 悪いと思ったことをまとめてみました。

良かった点
1)お財布ケータイ, ワンセグ, 赤外線がついておりオールインワン。
  →今回の震災を考慮すると, ワンセグ, お財布ケータイ機能は必須。

2)防水機構付き。
 →今回の大津波(宮城県)で, 流されたレグザフォンが20日ぶりに
  泥の中から幸運にも見つかり, 何事も無く動作した, との逸話を
  伝え聞いた。防水機能も必須。

3)充電台付き。
 →これは本当に便利。充電台だけでもおなかいっぱい。

4)4インチの大画面は見やすい。
 →REGZAの文字はいらないので, その面積の分, もっと画面を大きく
  してほしいくらい。

5)デジカメ機能がそれなりの画質で使える。
 →携帯性を考えれば普通に使う分として十分な性能と思う。

悪いと思った点
1)大きくて厚い。
 →大きさは4インチの大画面にこだわった結果のため致し方無し。
 →新型は出来れば大きさを変えずに画面サイズをもっと大きくして
  欲しい。
 →厚みは防水機能ゆえのものではれば致し方無し。
  新型で薄くなるこを期待。

2)たまに動作が緩慢。10秒くらい反応しない時もある。
 また, 全体的に動作がいわゆる「もっさり」な感じ。

3)充電状態でもスリープ時にWi-Fiが切断される。

4)電話帳が分類出来ない。

5)動画の録画は音ズレするらしい(自分では未確認)。

6)バッテリーの充電システムにバグがあるっぽい。
 満充電後は放電されるようで, 充電したまま放置している時間が長い
 と使用時にあっと言うまにバッテリーが減ってしまう。
 →2~6はOS, アプリのチューニングでの改善を期待したい。

7)バッテリーが普通に使っても持たない。フルに使うと全然持たない。
 →レグザフォンに限らずスマートフォン全般の課題。
  かさばるが複数の充電グッズ, スペアバッテリーを持ち歩く。

これから数十年の間に必ずどこかで最大余震がおきます。なのでオールインワン+防水機能は外すことが出来ません。今後, 新機種に買い換えるにしても, この路線となります。

私が感じる悪い点(ソフトがらみ)はいずれ解消される方向と思われるため, バージョンアップを待つのみです。

不満点は多いけど, 震災を経験した後ではレグザフォンで良かったかな, と思っています。

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2011年3月31日 (木)

やっぱりバッテリーが変 REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」について, ソフトのアップデートで直ったと思っていた, 異常なバッテリーの減りの速さがまた観測されました。

震災後, 度々余震があり, すぐに連絡出来るよう外出時はレグザフォンを肌身離さず持っていたのですが, 落ち着いてきたので3日間ほど充電器に置きっぱなしにし, 先日使ってみたところ10分ほどでバッテリー残量80%くらいまで減りました。80%まで落ちた後は普通の減り具合です。この現象は連日持ち歩いていた際はありませんでした。

今回は「Battery Mix」を常時起動し監視していたため, バッテリーの異常な減り具合がグラフで分かり, 証拠が残りました。
レグザフォンの異常なバッテリーの減り

3月8日にソフトをアップデートした際に, ネット検索でレグザフォンについては「満充電になると放電を開始するらしい」との情報を得ており, 3月8日のソフトアップデートはその改善がされたものと思っていましたが, 違ったのでしょうか?

充電時間をコントロール出来るアプリもあるらしいので当面はそれで対応するしか無いかな, と言うところです。

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2011年3月10日 (木)

ソフトバグだった? バッテリー不具合 REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」について, 2~3週間前から異常にバッテリーの減りが早いように感じられています。

Wi-Fi経由でホームページを見ていたり, アンドロイドマーケットでダウンロードとかしているとフル充電から2時間経たずにバッテリーの残量が30%台に落ちることがあります。バッテリーの残量も確認出来る「Automatic Task Killer」で見ていると1分で1%程度バッテリーが減っていきます。本体を再起動しても状況は変わりません。
ただ, いつもバッテリーの減りが早い訳ではなく, また特定のアプリが起因しているようでも無いようです。

明らかに異常と思われるため, 一昨日3月8日に近所のドコモショップに行って相談してきました。

ドコモのお姉さんいわく

1)スマートフォンは使用状況でバッテリーの持ちが大きく変わる。
2)新型機で, まだ, バッテリー系の不具合は報告されていない。
3)バッテリーの容量を調べる機器があるが, T-01C用のバッテリー
 「電池パック T03」はまだ対応していない。

と言うことで, 1番目の返答は予想通りのものでした。バッテリーに絡む障害は定量的な判断が難しいため, すぐ分かる不具合で無い限りこのような返答になるのでしょう。
その場で, すごい勢いでバッテリーが減っていく様子を見せることが出来れば納得してもらえたと思うのですが, あいにくその日は普通のペースでバッテリーが減っていました。

予め予想していた応対だったため, すぐに諦めて, 最初から考えていた「電池パック購入」に踏み切りました。1個2,800円で, 貯まっていたポイントで購入し持ち帰りました。
T-01C用バッテリー T03

さて, 早速その日のうちに新品バッテリーで試したところでは, バッテリーの減りは以前のレベルでそれほど減らず問題無し…

と言うことは, やはり最初のバッテリーが劣化したのか?

ところが, 新品バッテリーの稼働確認中にレグザフォンでたまたま見ていたインプレスWatchの記事で「ドコモ、REGZA Phoneなど3機種にソフトウェア更新 」を発見しました。

T-01Cについて, 更新理由は「USBケーブルを接続したり充電台に設置したりしても、まれに充電が開始されない場合がある」と言うもの。

うーむ, 何と言うタイミングの悪さ。T-01CのアップデートについてはインプレスWatchなどで毎日チェックしていましたが, 大抵は夜にチェックしているため, 行き違いになってしまいました。何でまた電池を買った日のタイミングでアップデートなのか?

早速, 最新のアップデートを適用し, 以前のバッテリーに戻して充電後, 小1時間使ってみましたが問題無し。念のため今日までちょこちょこ充電と使用を繰り返しましたが問題が無い印象です。

さらに念のため, バッテリーの残量をグラフ表示出来る「Battery Mix」と言うアプリを使って, 今までのバッテリーと新品バッテリーに同じ程度のCPU負荷(50~65%)をかけてバッテリーの減り具合を調べたところ, 両方とも同じような減り具合です。
バッテリー残量グラフ
なお, 一定のCPU, Wi-Fi負荷をかけるために「STAPA VISION」の動画を1話づつ鑑賞しました。
STAPA VISION

と言うことで, たまに, 異常にバッテリーの減りが早くなる原因はソフトバグにあったようです

新品バッテリーを買ってしまいました。2,800円。ポイントでの支払いなので痛みはありませんが, 何だか怒りがわいてきます。
バッテリー購入明細

何で, ドコモショップのお姉さんには, 情報が行っていなかったのでしょう? どう言う情報伝達システムなのでしょうか?

ドコモの対応もダメダメですが,
レグザフォン(T-01C)は連絡帳とか使いづらいし, 動画アプリもいまいちらしいしで, 中途半端なまま市場に出てきたイメージです。

また,「3機種でソフトウェア更新」ってのも気に入らない。1機種に非難が集中しないよう, 3機種分溜めてから発表したようにも思えます。

それにしても, レグザフォンを使い始めたのが昨年12月17日からで, 調子が悪くなったのは2~3週間前からですので, ソフトバグだとすると, 計算が合わないです。検索してみるとT-01Cについて2月3日に開始された最初のアップデートが怪しいらしい。そう言えば私は2月3日の数日後にアップデートしています。だとすると, 私が2月12日にブログでアップした「バッテリー実験」の結果も(アップデート後にも若干実験しているため)ちょっと怪しいことになりますね… 困ったものだ。

まあ… 1~2カ月後のAndroid2.2へのアップデート(と合わせて数々の?不具合改善)での面目躍如を期待して, しばらくはおとなしく待つとします。

ところで, アプリのバッテリー残量グラフからバッテリーの持ちを推測出来ます。
CPU負荷率60%くらい+Wi-Fiで使い続けると1.2時間でバッテリー残量が100%→62%に減ります。と言うことはこの条件だとフル充電から3時間半くらいで残量が0%になります。
やはり, 全然バッテリーが持ちませんね。そう言う意味では, 購入したバッテリーは予備用の位置づけとして, 持っていても良いかな, と言うことになります(純正バッテリーを充電出来る機器があれば, なお良い)。

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2011年2月13日 (日)

3G切断 REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」について, 1月31日からパケット接続(3G)をOFFにしています。

ドコモは3月15日(火)からスマートフォンなどデータ通信量の多い機種に適した新しいパケット定額サービスを開始し, 従来のパケホーダイ ダブルよりも若干料金を下げる, と報道されていますが, 満足いくほどの下げ額では無く, spモードメールがWi-Fiに対応したこともあり, 1月31日をもって思い切って3Gを切断しました。

ドコモのパケット定額サービス

パケット定額プラン 定額1 定額2
1)パケホーダイ ダブル 4650パケット
390円
581KByte
52500パケット
5,985円
6.4MByte
2)定額データプラン
フラット バリュー
5,460円
3)定額データプラン
スタンダード2 バリュー
4万パケット
2,500円
4.9MByte
11.4万パケット
5,985円
13.9MByte

2項, 3項が3月15日から始まる新サービスです。パケホーダイ ダブルは平行して提供されます。

定額データプラン フラット バリュー
パケホーダイ ダブルで毎月上限5,985円に達するなら(普通に使えば必ず達しますが),フラット バリューはパケホーダイ ダブルに比べ525円安いため, 乗り換えるメリットがあります。が, そもそも「5,460円」では毎月支払う価値は私にはありません。

定額データプラン スタンダード2 バリュー
私のブログのTOPページをフルプラウジングで見た場合, 例えば今日2月13日の場合, 2.5MByteを消費します。スタンダード2 バリューだと, TOPページを2回見ると定額1に達し, 6回見ると定額2に達します。なので, パケホーダイ ダブルだろうが, スタンダード2 バリューだろうが, あっと言う間に上限に達し, 殆ど変わりが無いと判断します。

なので, 享受出来るメリットと経済性を天秤にかけ, 残念ですが, 3G切断を選択しました。

幸いspモードメールがアップデートにより2月1日からWi-Fiに対応しましたので必ず3Gに接続する必要が殆ど無くなりました。既にspモードメールは使っていませんが5月まで無料なので継続し, その後は解約予定です。

残念ながら, 2月度はspモードメールの3G接続でのWi-Fi設定で手間取ったりなどでパケットを消費してしまい, 若干足が出て4,947パケットを使ってしまいました。
2月度パケット量

有線のブロードバンド回線ではフレッツ光など光回線の普及率が提供可能エリアの30%に留まっており, 享受出来るメリットと回線料(フレッツ光ネクストで5,460円)のバランスが悪いことが原因らしいです。パケット定額も構図としては同じでしょう。是非, 光回線にしてもパケット代にしても, 企業経営上大変でしょうが早急に3,000円台くらいに引き下げて欲しいものです。

※フレッツ光は, 合わせて光電話に代えるなどで相殺分を差し引くと, 例えば私の契約内容だとADSL比+1,092円で済みます。また2013年までに5,460円→3,000円代に段階的に引き下げ予定です。私のところでは来月からフレッツ光に移行します。

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2011年2月12日 (土)

バッテリーの持続時間実験 REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」について, 各種の設定でバッテリーの持ち時間がどの程度変わるのかを実験してみました。

大したことでは無いのですが, 久しぶりに「実験小僧」をしていました。私の場合は難しいことを考えるのが苦手なので理屈は置いておいて実験してしまえ! ってところがあります。

実験の目的
バッテリーの持ちを左右すると思われる「7大設定」について, 色々設定を切り換えて, レグザフォンがエコモード(バッテリー残量30%)に移行するまでの時間を比較してみることで, どの設定が一番バッテリーの消費に影響しているか, 設定の組み合わせで何か変わるのか, を検証するものです。

7大設定 ※全てレグザフォンの「設定」の項目で切り換え可能

No 項目 今回の設定
1 パケット接続(3G) ON/OFF
2 Wi-Fi ON/OFF
3 GPS ON/OFF
4 Bluetooth 常時OFF
5 ネットワークモード GSM/WCDMA
or
WCDMAのみ
6 バックグランドデータ 常時OFF
7 自動同期 常時OFF

[注]「7大設定」とは私が勝手に命名したもの。

6番目,7番目はAndroidマーケットのアップデートがあるとか, 頻繁にメールが来るとかで, その時々でCPU稼働が変わってくると思われるため, 常時OFFにしています。
Bluetoothは対応する機器を持っていないため, 常時OFFにしています。

なので, 実際に実験する設定は4項目となります。

他に,バックライトの設定を固定しています。
1)明るさ 36%
2)画面の明るさの自動調整 OFF
3)消灯までの時間 無し (バックライト点きっぱなし)

また,「Automatic Task Killer」により起動アプリを最低限にしています。

場所は室温が10℃~20℃の小部屋に置いておきました。

エコモードに切り替わるまでの時間は, USBカメラ+「CamCapt-Interval」と言う静止画連続撮影ソフトで1分ごとにレグザフォンの画面を撮影し, その画面の変化を後から確認し撮影記録時間から判断しています。
CamCapt-Intervalで監視

実験回数ですが, 本来であれば最低3回同じ実験をして平均を取るなど, セオリーがあると思いますが, 結構面倒なため各設定に対してそれぞれ「1回」しか実験していません。

設定項目の組み合わせですが, 4つの項目の設定を全て組み合わせると16?通りあり, とても実験出来ませんので, 「3G」「Wi-Fi」「GPS」の組み合わせ変更を中心に9項目を実験しました。

さて, 結果ですが,
1)一番短いのは「3G ON」,「GSM/WCDMA自動切り換え」で6時間4分。
2)一番長いのは「全て」OFFで6時間57分。
3)その差は「14%」。
で, 色々設定をいじった割には, さほど大きな差が無い印象です。
ただ, 今回の実験で「GSM/WCDMA」の設定次第で持続時間が大きく変わる印象で, この「GSM」の設定は1回しか実験していないため, 最長, 最短の時間差はもっとあると思います。

結果について細かく見ると,
1)条件が良いのに時間が短い場合がある。下記表の6番と7番
  やはり同じ設定で何回か実験し平均を出さないと意味が無い?
2)GPS ONでも, さほど時間低下は無い(10%以下)。
  以前にナビを使った際は4時間持たなかったイメージで, だとすると
  アプリがガンガン動作してGPSが使われるとバッテリーの持続時間が
  大幅に短くなると思われる。

と言うことで, 今回の実験は精度が今一つで, かつ, アプリ動作も考慮した動的なものでないと真の結果は得られない, との結論です。

ただ, 一つ言えるのは, レグザフォンを海外に持っていくことが無いのなら, ネットワークモードは「GSM/WCDMA自動切り換え」では無く「WCDMAのみ」にしておいた方が良い, と言うことです。

実験結果

No3GWiFiGPSBluetoothGSM時間
1 ON OFF OFF OFF ON 6:04
2 ON ON ON OFF OFF 6:16
3 ON OFF ON OFF OFF 6:27
4 ON ON OFF OFF OFF 6:34
5 ON OFF OFF OFF OFF 6:48
6 OFF ON OFF OFF OFF 6:10
7 OFF ON ON OFF OFF 6:41
8 OFF OFF ON OFF OFF 6:19
9 OFF OFF OFF OFF OFF 6:57

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2011年1月21日 (金)

レザーケース入手 REGZA Phone T-01C

ドコモのAndroidスマートフォン「REGZA Phone/レグザフォン T-01C」について, ミヤビックス社PDAIRブランドのレザーケースを入手しました。

1月6日にモバイルショップ・ビザビ本店に通販で注文していたもので, 本日, 1月21日に届きました。

PDAIR レザーケース for REGZA Phone T-01C 縦開きタイプ \3,990
PDAIR レザーケース for REGZA Phone T-01C 縦開きタイプ

活用方法
普段はレグザフォンをクレードルにセットし充電状態にしておくため, レザーケースは装着しません。
外出時にレグザフォンを持ち出す際, レザーケースを装着します。
なので, その都度レザーケースを付けたり外したりすることになります。
そのため, 簡単に装着出来るのか? も評価ポイントになります。

ケース外観, 質感
糸のほつれも無く, 触り心地も良く, 特に不満はありません。
レザーケース裏側

レザーケース表側

レザーケース 開いた状態

強度
材質は不明ですが蓋(表面)側, 裏面側ともレザーの間に結構固い芯が入っていて, ちょっと曲げたくらいでは折れません。

着脱性
爪の間が狭くてきついため, 付けるのも外すのも力が入ります。付ける方は10秒あれば十分ですが, 外す方は時間が掛かります。無理に本体を抜こうとするとケースを折ってしまいそうです。なお, きつい原因として, 液晶保護フィルムを付けているためかも知れません。左側の爪が保護フィルム面まで掛かっており, そのわずかな厚みできつくなっているようにも思えます。

ホールド性
スナップ式ボタンを掛けて蓋側を閉じた状態ではレグザフォン本体がケースから外れるなどの不具合は全くありません。
蓋を開けた状態でもケースの爪がレグザフォンをしっかりと保持しており普通に使う分には本体が外れて落ちるなどの不具合は無いようです。
着脱を繰り返すことで, 爪がどの程度劣化してくるかは今後見ていく必要があります。

操作性
裏面側のカメラとセンサー, 上面のヘッドフォン端子のところがくり抜かれています。そのため, ケースを装着したままで大抵の操作は出来ます。今回, 縦開きタイプを購入しましたが操作で特に支障は無く, 操作性としては高印象です。
操作性は良い

大きさ
ボタンを掛けた状態で縦方向が本体+10mmくらい長くなります。厚みも一番厚いところで10mm以上厚くなります。ただでさえ大きなスマートフォンなのにこれは厳しい。ジーンズの前ポケットにレザーケースを装着した状態のレグザフォンをねじ込むと見た目がもっこりしていて, いかにも不格好です。

価格
送料込み3,980円が高いのか安いのか, は何せ始めてこう言うものを購入したため, よく分かりませんが, 他の業者のものも同じような価格のようですので良しとします。


レグザフォンを衝撃や外圧から守るとの本来の目的としては, 結構固い芯が入っていることで満足いくものと思います。ただ, 予想はしていましたが携帯性が若干損なわれるのが辛いところです。まあ, 持ち歩くことが出来ない訳では無いので, しばらくは活用してみようと思います。
それから, もう一つ気になったのはケースを外すのが大変なことです。コツをつかめば楽かも知れません。また, 何度か着脱を繰り返すことで馴染んできて少し緩くなるかも知れません。後日試してみます。

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